アルコールが原因で腰痛が悪化?ビールを飲んだら腰がだるい理由は?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
私は無類のビール党、GWが明けてどんどん気温も上がり、これから夏にかけてビールが一番美味しい季節になりますよね。
ほぼ毎晩晩酌を欠かさない私。
純粋なビールではなく、第三のビール的なやつでコスパを考えながら楽しく飲んでいますが、ビールのアルコールが腰痛悪化の原因になるって噂も・・・。
なぜアルコール摂取で腰痛が悪化するのか?
ビールをちゃんと楽しむためにも、アルコールと腰痛の関係性について紹介しますので、飲ん兵衛の皆さんはちゃんとチェックしてください。
適度なアルコールでガマン出来ない私。
腰痛を悪化させないためにも、ビールを飲むとなぜ腰がだるいのかを解説しますね。
Contents
お酒を飲むと腰痛が悪化するのか?腰痛とお酒の関係は?
飲んだ翌朝、なぜか毎回腰痛になってしまったり、寝起きの腰がだるいなど、腰の違和感を感じる人が多いんです。
お酒を飲むだけで腰痛?
単に年齢的に腰痛が出てしまうということではなく、お酒のアルコールと腰痛には関係性があったんです。
飲まな方が良いとわかっていても、
私のように毎日の晩酌を楽しみに仕事をしている人も多いはず。
なぜ腰痛になりやすいのか?
アルコールと腰痛の関係性についてこれから説明していきますね。
お酒のアルコールが腰痛の炎症を悪化させる
筋肉の疲労をきっかけにした腰痛を発症している人の場合、お酒のアルコールが持つ血行促進作用が悪影響を与えている可能性があります。
お酒のアルコールを摂取すると、
血管が拡張して血液の流れが良くなり、患部に大量の血液が流れ込むことで炎症部分の腫れが悪化してしまう要因に。
腰痛の原因が炎症ならば、その症状が悪化するような行動をすると腰痛の症状が悪化してしまうのも納得できますよね。
特にぎっくり腰や、腰痛のなりはじめの飲酒は控えたほうが良いでしょう。
お酒を飲むと炎症が悪化するだけではなく、
痛みに鈍感になりますので、無理な姿勢をとったり、無理な行動をすることで腰をさらに痛めてしまうこともあるので注意が必要です。
お酒のアルコールの分解で内臓が疲弊する
これは私のように飲み過ぎの人に多いかも。
休肝日もなく、毎日適量異常のアルコールを飲み続けていることで、内臓に負担がかかります。
腰痛の原因になる内臓不調には、
腎臓や肝臓、結石や十二指腸潰瘍など様々な要因が考えられますが、膵炎は見逃されがち。
本来は十二指腸に送られるはずの膵液が膵管のむくみでスムーズに流れなくなり、膵臓の中に溜まってしまいます。
膵液はタンパク質分解作用のある成分。
それがタンパク質でできている膵臓で作用してしまったら、どうなるかわかりますよね?
恐ろしいことに膵臓自体を消化しようとしてしまい、それをきっかけに膵炎になってしまうこともあります。
内臓に負担がかかりすぎる飲み方は害しかないので、みなさんも飲み過ぎ注意ですよ。
飲酒後の体温低下が腰痛の症状を悪化させる
アルコールには利尿作用がありますので、
飲んだら自然とトイレに行く回数が増えますし、一時的に上がった体温は発汗などの放熱作用の影響もあり、しばらくすると低下します。
一定の温度で体温を維持できればよいのですが、アルコールによる体温調整機能の混乱が起こることで、必要以上に下がりすぎてしまうことも。
体温の低下は血管の収縮を引き起こし、
血流が悪化してしまい、腰痛の症状を強く感じさせる原因になります。
ビール党の私はトイレに行き始めると
止まらないくらい何度も行ってしまいますので、体温低下・血流悪化による腰痛を注意すべきですね。
アルコールの分解過程で栄養不足になる
お酒を飲んで、おつまみをたらふく食べているはずなのに、栄養不足って?
なんて思うかもしれませんが、
肝臓でアルコールを分解するためには、ビタミンB群を中心としたビタミン類やミネラル類が必要になります。
おつまみは唐揚げにポテトフライなど、
茶色いものや乾き物ばかり食べている人は、アルコール分解のタイミングで栄養不足になりがち。
ビタミン類やミネラル類は疲労物質や老廃物の代謝にも必要な栄養素。
アルコールの分解だけで使われ欠乏状態になると、栄養不足によって腰痛の治りが悪くなる原因になってしまいます。
野菜や刺し身などのビタミン類やミネラル類が豊富なおつまみを食べていても、それ以上に飲み過ぎてしまうと意味はありません。
やはり飲み過ぎないというのは、
お酒のアルコールと腰痛の関係性を考えるとすごく大事なことなのだと思います。
腰痛にならないためのお酒の適量とは?
腰痛とお酒のアルコールには、
非常に明確な関係性があったことはわかりますが、飲ん兵衛の私には飲まないというのは難しいこと。
飲まないではなく、適量の飲酒に留めておくことも大切ですが、実際にどのくらいの量の飲酒習慣なら、腰痛に影響が出ないのか。
膵炎の話をしましたが、
慢性膵炎は一切自覚症状がないので、気づいた時には非常に危険な状態になっていることも多いんです。
ちなみに慢性膵炎はを引き起こす酒量は、1日100g以上のアルコール摂取を10年以上も続けた場合に発症確率が上がると言われています。
そこから算出する腰痛にならない適量は、
- ビール:500ml
- 日本酒:1合(180ml)
- 焼酎:72ml
- ワイン:200ml
- ウイスキー:ダブル(60ml)
はい、完全に無理です…(^_^;)
どうやら私は休肝日を設けるか、酒量を半分以下にしないとダメな感じ。
あくまでも可能性の話ですが、慢性膵炎とか言われると怖くなりますが、そう簡単にはお酒は止められませんね。
アルコールが原因で腰痛が悪化する記事のまとめ
アルコールと腰痛の関係性、
内臓という身体の内側からも影響が出ることがわかったと思いますが、急に禁酒するのは難しいところ。
私もそれは絶対に無理なことなので、
日々のアルコールの摂取は適量に留めておこうと、この記事を書きながら思いました。
- お酒を飲むと腰痛が悪化するのか?腰痛とお酒の関係
- お酒のアルコールが腰痛の炎症を悪化させる
- お酒のアルコールの分解で内臓が疲弊する
- 飲酒後の体温低下が腰痛の症状を悪化させる
- アルコールの分解過程で栄養不足になる
- 腰痛にならないためのお酒の適量は?
ストレス発散作用もありますし、毎日の楽しみなので適量を飲むことは悪いことではありません。
おつまみにも気を配り、
飲んだ後には寝る前に水分補給を行ったり、腹巻きを巻いたりと冷え対策も行うことも大切でしょう。
ちょっとした対策を行うことで、
アルコールによる腰痛の発生を予防することもできると思いますので、翌朝に腰がだるいと目覚めることがないように注意して、毎晩のお酒を楽しみましょう。