ドルメオの口コミや評価は? 特徴や寝心地はどんな感じの寝具なの?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
東京西川の高反発マットレスシリーズでも、西川エアーと比較すると値段の安いドルメオシリーズの高反発マットレス。
西川エアーよりもなぜお手軽価格なのか?
ドルメオシリーズがどのような特徴がある高反発マットレスなのかを知ることで、価格の違いがや人気の違いを明確にすることができるでしょう。
ドルメオは東京西川の商品ですが、
西川エアーとは明確な違いがあるので何が違うのかを紹介しますので、購入前に口コミや評判、評価と合わせてしっかりチェックしておいてくださいね。
Contents
高反発マットレスのドルメオの特徴とは?
東京西川の高反発マットレスとして販売されているドルメオ。
ドルメオは東京西川が製造しているわけではなく、
イタリア発祥のスロヴェニアの会社が、イタリアで製造している高反発マットレスの販売権を2010年に取得したことで国内販売を開始した商品です。
東京西川の技術が活用されているわけではなく、
マニフレックスやドルミールと同じように、高反発マットレスの先進地域のヨーロッパ向けに製造・販売されている寝具です。
全てイタリアで製造されているドルメオは、
真空ロールパックの形状にまとめられて、世界30ヶ国で200万本以上も販売されているヒット商品ですが、最近は日本での販売が少し控えめな印象があります。
なぜそうなのかは後ほど紹介しますが、ドルメオはイタリアで製造されている高反発マットレスだと理解しておきましょう。
ドルメオが世界的人気なのは、
芯材のウレタンフォームに、「エコセル」という独自の素材を使っているから。
ドルメオのエコセルの特徴とは?
ドルメオのウレタンフォームはエコセルですが、他の高反発マットレスの芯材とエコセルはどのような違いがあるのでしょうか。
ドルメオ以外には使われいないウレタンフォームですので、エコセルの特徴を理解することで、ドルメオがどのような高反発マットレスなのかが明確になります。
エコセルの特徴は、
- 優れたクッション性と復元性を発揮
- 立体的な多孔質構造で通気性が高い
- 西川産業も認める体圧分散性
この3つがエコセルの特徴だと言われていますので、実際にどのような寝心地や効果を実感できるのかを解説すると・・・
優れたクッション性と復元性を発揮するエコセル
ドルメオは寝心地や寝姿勢もしっかり考えられている高反発マットレスで、エコセルのクッション性の高さが非常に効果的。
エコセルが全身をしっかり支えて、
横になった際の体圧を分散して、腰や肩などの局所的な負担を軽減することで、理想の寝姿勢を再現。
理想の寝姿勢で眠ることで、
睡眠を妨げることがなく、優れた反発力で寝返りをサポートしてくれますので、朝まで熟睡できると話題になっています。
エコセルは立体的な多孔質構造で通気性が高いウレタンフォーム
ウレタンフォームのデメリットのひとつが、
3次元立体構造体と比較した場合の通気性の悪さですが、エコセルは立体的な立体的な多孔質構造を採用することで通気性を確保。
空気の通り道が多数あることで、
ウレタンフォーム内に溜まる湿気や温度を逃してくれますので、暑い時期でも寝にくいマットレスではありません。
厚みがあるドルメオのベッドマットレスタイプは、マットレスの両サイドに2ヶ所ずつのエアベント(換気口)が設置され、マットレス内部に湿気がこもりにくくなっています。
このあたりの仕様は、同じイタリア製で人気のマニフレックスのベッドマットレス246モデルと同じ構造になっています。
通気性の確保と復元性の高さで、
ドルメオのエコセルは温度変化による反発力の変化もほぼ起こりませんので、1年を通じて同じ寝心地を実感することができます。
ドルメオのエコセルの性能は西川産業も認めている
東京西川には、日本睡眠科学研究所という睡眠科学やライフサイエンスの視点から睡眠について研究を行っている研究所があります。
日本睡眠科学研究所の研究でわかったことが、東京西川の寝具作りにも反映され、西川エアーSIや西川エアーSXなどのヒット商品を生み出しています。
そんな日本睡眠科学研究所もエコセルの体圧分散性やクッション性などを徹底検証して、ウレタンフォームとしてのエコセルの性能の高さを確認。
東京西川が国内販売ライセンスを取得する際にも、ドルメオとボンネルコイルマットレスの体圧分散性の違いをデータ化するなど、導入をサポートしました。
エコセルはの身体のホールド感や寝返りのしやすさなどを考慮して設計されている非常に満足度の高いウレタンフォームです。
ドルメオのサイズと価格、商品ラインナップは?
ドルメオには、
フローリングや畳に直置きが可能な敷き布団タイプと、ベッドフレームの上で単体利用可能なベッドマットレスタイプと、マットレスの上に敷くオーバーレイタイプがあります。
敷き布団タイプとベッドマットレスタイプには、1層と2層モデルがあるので、全部で5種類のドルメオの中から、好みに合わせて選ぶことができます。
それぞれの製品情報や価格、
販売されているサイズなどの基本情報を簡単に紹介しますね。
ドルメオ Futon Air(敷き布団) 1層タイプのマットレスサイズと価格は?
エコセルの片面を波形上にカットすることで、
さらなる通気性の確保を目指しながらも、好みの寝心地を選ぶことができるのが、ドルメオ Futon Air(敷き布団) 1層タイプの特徴。
保証期間は3年間です。
- セミシングルサイズ:厚み9cm、幅80cm、長さ200cm:価格は27,972円(税抜)
- シングルサイズ:厚み9cm、幅97cm、長さ200cm:価格は32,292円(税抜)
- セミダブルサイズ:厚み9cm、幅120cm、長さ200cm:価格は43,092円(税抜)
- ダブルサイズ:厚み9cm、幅140cm、長さ200cm:価格は48,492円(税抜)
3つ折り可能なタイプだから、押し入れに収納する際にも手間も時間もかかりません。
ドルメオ Futon Air(敷き布団) 2層タイプのマットレスサイズと価格は?
ソフトウレタンとハードウレタンを
波形状にカットして組み合わせることで空気の通り道を確保しつつ、好みの寝心地を選ぶことができるのが、ドルメオ Futon Air(敷き布団) 2層タイプの特徴。
保証期間は3年間です。
- セミシングルサイズ:厚み10cm、幅80cm、長さ200cm:価格は40,932円(税抜)
- シングルサイズ:厚み10cm、幅97cm、長さ200cm:価格は43,092円(税抜)
- セミダブルサイズ:厚み10cm、幅120cm、長さ200cm:価格は53,892円(税抜)
- ダブルサイズ:厚み10cm、幅140cm、長さ200cm:価格は64,692円(税抜)
3つ折り可能なタイプだから、押し入れに収納する際にも手間も時間もかかりません。
ドルメオ ベッドマットレス Air 1層タイプのマットレスサイズと価格は?
エコセルの片面を波形上にカットすることで、
さらなる通気性の確保を目指しながらも、好みの寝心地を選ぶことができるのが、ドルメオ ベッドマットレス Air 1層タイプの特徴。
保証期間は12年間です。
- セミシングルサイズ:厚み13cm、幅78cm、長さ193cm:価格は40,932円(税抜)
- シングルサイズ:厚み13cm、幅95cm、長さ193cm:価格は43,092円(税抜)
- セミダブルサイズ:厚み13cm、幅118cm、長さ193cm:価格は53,892円(税抜)
- ダブルサイズ:厚み13cm、幅138cm、長さ193cm:価格は64,692円(税抜)
側面にも通気孔が左右に2個ずつありますので、13cmの厚みがあるウレタンフォームでも湿気や熱に悩まされずに快眠できます。
ドルメオ ベッドマットレス Air 2層タイプのマットレスサイズと価格は?
ソフトウレタンとハードウレタンを
波形状にカットして組み合わせることで空気の通り道を確保しつつ、好みの寝心地を選ぶことができるのが、ドルメオ ベッドマットレス Air 2層タイプの特徴。
保証期間は12年間です。
- セミシングルサイズ:厚み15cm、幅78cm、長さ193cm:価格は57,132円(税抜)
- シングルサイズ:厚み15cm、幅95cm、長さ193cm:価格は64,692円(税抜)
- セミダブルサイズ:厚み15cm、幅118cm、長さ193cm:価格は75,492円(税抜)
- ダブルサイズ:厚み15cm、幅138cm、長さ193cm:価格は91,692円(税抜)
側面にも通気孔が左右に2個ずつありますので、15cmの厚みがあるウレタンフォームでも湿気や熱に悩まされずに快眠できます。
ドルメオ Comfort Wave トッパー 1層タイプのマットレスサイズと価格は?
エコセルの片面を波形上にカットすることで、
さらなる通気性の確保を目指しながらも、好みの寝心地を選ぶことができます。
トッパータイプなので、
今使っているベッドマットレスや敷き布団を活用できることも、ドルメオ Futon Air(敷き布団) 1層タイプの特徴。
保証期間はありません。
- セミシングルサイズ:厚み3cm、幅80cm、長さ195cm:価格は19,332円(税抜)
- シングルサイズ:厚み3cm、幅97cm、長さ195cm:価格は21,492円(税抜)
- セミダブルサイズ:厚み3cm、幅120cm、長さ195cm:価格は27,972円(税抜)
- ダブルサイズ:厚み3cm、幅140cm、長さ195cm:価格は32,292円(税抜)
ドルメオのトッパータイプは、
3cmという極薄のエコセルを使っている割に重量が重めなのが気になるポイント。
ドルメオ ergo pillow 2層タイプの枕サイズと価格は?
4段階の高さに調整できる枕で、
ドルメオ愛用者のために西川産業が開発した専用枕です。
保証期間はありません。
- エルゴピロー:厚み13(最大)cm、幅60cm、長さ30cm:価格は13,608円(税抜)
ドルメオの専用枕には、
スーパーソフトフォームを採用しているソフトタイプもあり、好みの寝心地に合わせて好きなタイプを選ぶことができます。
ドルメオと西川エアーには大きな違いがある
東京西川の高反発マットレスといえば、西川エアーシリーズが有名ですが、ドルメオとは何が違うのか?
ドルメオの特徴でも紹介しましたが、
ドルメオとはイタリア製の高反発マットレスを西川産業が国内販売のライセンスを取得して、販売だけを行っている商品。
西川産業の寝具と同じレベルの機能を期待するのは間違いです。
西川エアーは西川産業がこれまで培ってきたノウハウをつぎ込んで、日本人用に設計して、国内で製造している高反発マットレス。
ドルメオはイタリア人(欧米人)の体型や機構に合わせて設計・製造している高反発マットレスですので、日本人に合うのは西川エアーの方です。
ドルメオも悪いマットレスではありませんが、
やはり東京西川の寝具というイメージで購入してしまうと少し違うのかもしれません。
ちなみにドルメオのエコセルですが、
ヨーロッパの気候に合わせて作られているモデルなので、湿度の高い日本では通気性が良いモデルでも気候的に合わないこともあります。
同じイタリア製のマニフレックスがカビ問題に直面していますので、カビ問題については少し真剣に考えた方が良いと思いますよ。
ドルメオとボナノッテは同じ東京西川の高反発マットレスだけど
西川産業が日本での販売権を取得したのが2010年の話ですが、その後、東京西川では本田圭佑選手をイメージキャラクターにしたボナノッテを発売しています。
ドルメオもボナノッテも東京西川ブランドで、
イトーヨーカドーで販売されている高反発マットレスですので、狙っている客層がバッティングしてしまうんです。
その結果どうなったか?
東京西川はドルメオの取扱いを止めて、ボナノッテの開発に尽力しています。
だから今イトーヨーカドーに行っても、
ドルメオは購入することができずに、ボナノッテしかありません。
ボナノッテの方が自社製造なので、
利益率が高いという特徴がありますし、日本人向けに設計しているので、ボナノッテの方が満足度が高い特徴があります。
ボナノッテは東京西川ブランドですが、
西川エアーシリーズと違って、日本製ではなく中国製ですので、コストダウンもしっかり考えられている高反発マットレス。
東京西川は同じ価格帯の商品として、
ドルメオよりもボナノッテの販売を優先しているんです。
東京西川のドルメオの体験者の口コミや評判、評価は?
ドルメオの使用者の評価が気になる
購入して自宅で使っている人が、どんな評価をしているのか?
購入前に体験談や口コミ、評判などをチェックすることも大切ですし、参考になる情報も沢山ありますよね
ドルメオの口コミや評判を
良いものと悪いものに分類して、実際の使用感がどうなのかを徹底検証しましょう。
ドルメオの良い口コミや評判、評価を紹介
- 意外とすぐに使えてよかった
夕方に届いたので、一晩我慢しないと使えないと思ったけど意外と早く膨らんで、その日に寝ることができました。
少しだけ臭いが気になったけど、弾力は最高。
やっぱり高反発マットレスにしてよかったし、これに変える前は、夜中に腰が痛くて目覚めていたのに朝まで熟睡。
寝起きの腰痛も気にならなくなったので、本当にドルメオにしてよかった。
- 腰痛持ちなら買うべき!
我が家は夫婦揃って腰痛持ちで、これまでは普通の敷き布団を使っていたので、皆さんのレビューを見て、購入を決定。
朝起きた時の腰痛が、ドルメオにしてからなくなったんです。
今までは腰がいたすぎて朝起き上がれなかったのに、その状況が一転しました。
他のメーカーは高すぎる。
ドルメオなら値段も安いし、腰痛にも良かったし、本当におすすめの寝具ですよ。
- 疲労感と目覚めが変わった。
友達がドルメオを使ってよかったというので、父の日を兼ねて旦那さんにプレゼントしました。
旦那さんの状態は、
60歳代で五十肩の影響なのか肩も上がりにくく、腰痛もあるという感じ。
ドルメオで寝るようになって、日に日に体調は良くなるし、熟睡できるからか疲れが取れて目覚めが良くなったということなので、本当にプレゼントしてよかったと思います。
- 熟睡できるようになった
少しやわらかめのマットレスですが、
快適な寝心地のおかげもあり、私は熟睡できるし、干さなくてメンテナンスできてしまうという部分ですごくいい感じ。
3つ折りタイプにしたので持ち運びも簡単だし、
気になると噂の折り目の部分も私は全く気になりませんでしたし、3分割位できるので将来的に入れ替えできるのもメリットだと思っています。
かなり迷いましたが、ドルメオにして良かったです。
ドルメオの悪い口コミや悪評、悪い評価を紹介
- 3年保証のはずなのに・・・
購入して2年ほどでヘタリを感じたので相談したら、写真を送るように言われ、写真を見た販売店からは元払いで送ってほしいと言われました。
2年でへたるはずはないので天日干しして欲しいとも言われるし、特にこちらは交換して欲しいという気もないのに、この対応どうなんでしょう。
個人でダブルサイズの梱包をするのがどれだけ大変か、送料がどれだけかかったか…腰痛持ちの私がマットレスのない生活がどんな状況になるのか・・・。
少しは購入者の気持ちを考えてください。
もう二度とこの商品は買いませんし、コスパ最悪でした。
- 半年でへたりはじめた
体重や体型、使い方にもよるのでしょうが、私の場合は半年でへたりはじめました。
体重は60kgなのでそこまで重くないです。
ただ腰の部分が当たる真ん中のマットレスは完全にヘタったので、他の部分と入れ替えて使っている状態。
保証書を捨ててしまったのが失敗でした。
- 硬さと臭いがダメです。
中肉中背の167cm、54kgの私。
店頭で寝心地を実際に試して購入したものの、柔らかい面を使っても私には硬すぎます。
毎朝起きると背中が張っている。
その影響もあるのか睡眠自体もかなり浅く、熟睡できる環境には程遠いです。
これまで使っていた布団を上に敷くことで硬さはなんとかカバーできましたが、2週間経過してもまだ臭いが取れませんが、徐々に薄くなってきました。
神経質なので辛口評価になっていますが、これが私が感じた感想なので、購入検討中の方の参考になれば幸いです。
- 評判と違う寝心地だった
皆さんの口コミやレビューを見てドルメオを買ったのに、未だ良さがわからず。
すでに数日使っていますが、
全くこのマットレスの良さがわからないですし、腰の痛みや身体の痛みなどが改善するどころか、今までよりもひどくなっているかも。
高い買い物だったので効果を期待していたのに、なんか残念な商品でしたし、口コミやレビューはあまり信じない方が良いな・・・と思いました。
ドルメオは販売サイトが閉鎖されてしまった。
ドルメオの変わりに東京西川が販売に力を入れているのは、ボナノッテだという話をしました。
今回、この記事を書くにあたって、
イトーヨーカドーの店頭でドルメオを探しましたが、見つけることができませんでした。
昨年見た時は店頭在庫があり、
セールにかかって販売されていたのですが、先日チェックした際には店頭にはない状況。
さらに驚いたのが、「http://dormeo.jp/」というドルメオの専用サイトのURLがすでに使われていない状況だったということ。
もしかしたら、2017年末で東京西川が持っていたドルメオの国内販売ライセンス失ってしまったのかもしれません。
楽天市場でもドルメオは欠品になっているネットショップが多かったので、購入できないマットレスになってしまったのかもしれませんね。
保証はどうなるの?
という部分もメーカーが責任を持って製造している商品ではないので、少しうやむやにされてしまうリスクもあります。
いずれにしてもドルメオをこれから購入しようと思うのなら、少し注意が必要だということはお伝えしておきます。
ドルメオの口コミや特徴の記事まとめ
この記事では、
東京西川の高反発マットレスでもお得な価格で購入できるドルメオについて、様々な情報を紹介してきました。
- 高反発マットレスのドルメオの特徴
- ドルメオの芯材のエコセルの特徴
- ドルメオのサイズと価格、商品ラインナップ
- ドルメオと西川エアーには大きな違い
- ドルメオとボナノッテの関係性
- ドルメオの体験者の口コミや評判、評価
- ドルメオは販売サイトの現状とは
東京西川のドルメオ。
今買うのなら、ボナノッテや他の同じような価格帯の高反発マットレスの方が良いのかもしれません。
ただボナノッテも東京西川に対して、
イトーヨーカドーがOEM発注している高反発マットレスなので、その点はしっかり理解しておきましょう。
高反発マットレスも良い商品を選ばないと期待するような寝心地や効果を実感できませんので、どんな商品を選ぶのかをしっかり考えてくださいね。