三つ折りタイプの高反発マットレスのメリット・デメリットは?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
三つ折りタイプの高反発マットレスを購入しようかと考えている人も多いと思いますが、どのような特徴があるか気になりませんか。
私が考える三つ折りタイプの高反発マットレスのメリットやデメリットを紹介しながら、本当に購入すべきなのかを解説します。
高反発マットレスでも人気の高い三つ折りタイプのモデルには、私的におすすめできない理由があるので、そこもぜひチェックしてくださいね。
高反発マットレスでも三つ折りタイプが人気になっている
高反発マットレスにも様々な種類があり、
- 1枚もの
- 三つ折りタイプ
- 四つ折りタイプ
- トッパータイプ
六つ折りタイプという特殊なモデルまでありますが、一般的にお仕入れに収納するのに簡単な三つ折りタイプが人気です。
私も過去に三つ折りタイプの高反発マットレスを使ったことがありますが、メリットもある反面、デメリットもあるので良いことだけというわけではありませんでした。
三つ折りタイプにも厚さが薄いモデルと厚みがあるモデルもありますし、反発力も商品によって異なりますので、バランスの良いモデルを選ぶことが大切です。
実際に私が三つ折りタイプの高反発マットレスを使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介しますので、購入前にしっかり読んでおいてください。
三つ折りタイプの高反発マットレスのメリットは?
三つ折りタイプの高反発マットレスのメリットとしては、
- 収納性に優れている
- 誰でも持ち運びしやすい
- メンテナンスがラクにできる
- ウレタンを入れ替えできる
- ソファーとして使えるモデルもある
これらのメリットがありますが、いくつかの項目をより詳しく解説すると・・・
三つ折りタイプの高反発マットレスは収納性に優れている
高反発マットレスでも三つ折りタイプを選ぶ一番の理由は、収納性を考えてだと思います。
普通の敷き布団を使っていた人の場合、
寝具は日中は押し入れにしまって、夜になると押し入れから出して敷くという感じで使っている人がほとんどですよね。
1枚ものの高反発マットレスでも収納することはできますが、三つ折りタイプのように簡単に折りたたむこともできませんし、収納時に厚みが厚くなることも。
仮に8cmの高反発マットレスだとすると、三つ折りタイプなら24cmの厚みですが、1枚ものだと35cmとか40cmもの厚みになるので、押し入れのスペースを無駄にしてしまいます。
しかもゴムバンド等で固定しないと元の状態に戻るために、非常に収納性が悪い特徴が。
その点、三つ折りタイプなら最初から折りたたむことを前提に開発されているので、高齢者でも子供でも、簡単に三つ折りにして収納することができます。
収納時に省スペースで済むのが、三つ折りタイプの高反発マットレスを購入する一番のメリットです。
三つ折りタイプの高反発マットレスは誰でも持ち運びしやすい
収納性に合わせてしっかり折りたたむことできるので、持ち運びしやすいという特徴もあります。
特に腰痛持ちの人は重たい荷物を持つのも大変ですし、持ちにくいものを無理な体制で持つと、それが原因で腰痛が悪化することも。
同じ重さでも持ち運びしやすい形状にたためることも、三つ折りタイプの高反発マットレスを選ぶメリットでしょう。
三つ折りタイプの高反発マットレスはメンテナンスがラク
高反発マットレスを長持ちさせるためには、
日頃からしっかりメンテナンスを行うことが大切ですが、三つ折りタイプの場合はメンテナンスも簡単です。
壁に立てかけることもできますし、
マットレスだけで自立させつつ、省スペースで陰干しすることもできますよね。
メンテナンス中も部屋の中で無駄なスペースを使いませんので、日中の活動に悪影響を与えることも少ないでしょう。
自立していれば倒れるリスクも減りますので、マットレスが倒れてものを壊したり、部屋を散らかす原因になることも少なくなります。
高反発マットレスは日頃からのメンテナンスが大切なので、ここも重要なポイントです。
三つ折りタイプの高反発マットレスのデメリットは?
三つ折りタイプの高反発マットレスのデリットとしては、
- 体圧分散性にムラがある
- 角の部分からヘタリやすい
- 耐久性が低い傾向がある
- 厚みが薄い商品が多い
これらのデメリットがありますが、いくつかの項目をより詳しく解説すると・・・
三つ折りタイプの高反発マットレスは体圧分散性にムラがある
高反発マットレスの特徴のひとつが、非常に優れた体圧分散性があるという部分ですが、三つ折りタイプの高反発マットレスはこれが少し問題に。
1枚ものの高反発マットレスの場合は、
マットレスの端の部分で寝ることはほぼありませんが、三つ折りタイプの場合は3つのマットレスが組み合わさって1枚になっている状態。
それぞれの組み合わさってる部分で、
体圧分散性にムラが出てしまう傾向があります。
これは気にならない人と、
寝ていても折り目が気になる人がいますので、一概には言えませんが、私はこの折り目の部分が気になってしまうタイプでした。
マットレスの端の部分は、
中心部分に比べると体圧分散性を発揮しにくい傾向がありますので、腰痛持ちの私にとってはそこがネック。
体圧分散性が売りの高反発マットレスなので、三つ折りタイプよりは安心して使える1枚ものの方が良いと私は考えています。
三つ折りタイプの高反発マットレスはヘタリやすく耐久性が低い
体圧分散性の変化にも通じる部分ですが、
角の部分が多い三つ折りタイプの高反発マットレスは、角の部分からヘタリやすいという特徴があります。
1枚ものの角は4つですが、三つ折りタイプの角は12個。
折りたたみ時に角の部分がぶつかり合ったりすることで、そこからヘタってきて寝心地に変化が出ます。
腰や方が折り目の部分に当たるような位置で寝ていると、そこの劣化をすぐに感じることでしょう。
体圧分散性が失われ、ヘタリをきっかけに薄い高反発マットレスだと底づきしてしまうこともありますので、あまりにも薄いタイプを1枚で使うのは間違いです。
薄いタイプはトッパー使いやオーバレイとしてマットレスや敷き布団の上に敷いて使うようにしましょう。
三つ折りタイプの高反発マットレスは購入すべきか?
私の個人的な意見としては、
腰痛持ちの人は三つ折りタイプの高反発マットレスは避けた方が良いでしょう。
確かに収納性の高さ、持ち運びしやすい特徴はメリットがありますが、耐久性が低くて体圧分散性にムラがあるのはちょっと問題かも。
もちろんすべての三つ折りタイプの高反発マットレスがそうだとは言いませんが、私の使っていた商品は少なくともそういう傾向がありました。
ネット上の口コミや評判をチェックしても、
折り目の部分がヘタリやすかったり、耐久性に問題があるという書き込みも散見されますので、そう感じているのは私だけではないでしょう。
高反発マットレスを購入するなら、
体圧分散性と理想の寝姿勢を再現できることは基本で、5年〜10年は使える商品を選びたいところ。
すぐにヘタってしまったり、ヘタリやすい特徴のある商品を選んでしまうと、知らぬ間に寝心地が変わってしまったり、腰痛の原因にもなりますので注意が必要です。
三つ折りタイプの高反発マットレスの記事まとめ
三つ折りタイプの高反発マットレスを購入する際には、必ずメリットとデメリットを考えて、どちらに納得できないものがあるのかを考えることが大切です。
高反発マットレスのような寝具は、
一度購入すれば最低でも2〜3年は使うものですし、10年も同じ寝具で寝ているという人もいらっしゃるでしょう。
そういった意味でも、後で後悔しない寝具選びを行うようにしてくださいね。
- 高反発マットレスでも三つ折りタイプが人気
- 三つ折りタイプの高反発マットレスのメリットは?
- 三つ折りタイプの高反発マットレスのデメリットは?
- 三つ折りタイプの高反発マットレスは購入すべきか?
高反発マットレスは折りたたみができるできないだけではなく、反発力や体圧分散性、厚みなど様々な商品をえらぶことができます。
あなたに合った寝具を見つけることで、長く使い続けることができますので、間違った商品選びを行わないように注意してくださいね。