お盆の帰省で腰痛悪化、効果的な対処法は?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
お盆で実家に帰省する際に慢性腰痛の人の症状が悪化する事例が増えているのを知っていますか?
まさに2018年の帰省時に腰痛が悪化してしまったり、腰の違和感や疲労感が気になっている人もいると思います。
実際に慢性腰痛の人がどの程度帰省時の腰痛悪化を感じているのか、効果的な対処法はないのかをまとめて紹介します。
Contents
実家への帰省時に3割の人が腰痛の悪化を感じている
実家に帰省する際の交通手段は、飛行機や新幹線、在来線や車など様々な方法がありますが、共通点として移動時間が長いことがあげられます。
特に車を使って高速道路を移動する場合は、移動距離の長さに比例して、Uターンラッシュの渋滞にハマってしまうなど、通常よりも時間がかかる傾向がありますよね。
同じ姿勢で過ごすことが長くなると気になるのが腰痛の悪化ですが、実際に腰痛持ちの会社員に対する帰省の影響をアンケート調査した結果があり、
30~60歳の腰痛持ちの会社員218人に対してアンケート調査を実施し、腰痛持ちの3割が盆休みの渋滞や長距離移動などで腰痛が悪化した経験がある。
これは車の運転だけに限ったことではなく、長時間座りっぱなしの状態で何時間も過ごしたことで起こってしまったものですので、移動方法や途中での行動を改善することで症状の悪化を予防できます。
長時間移動する際には同じ姿勢は避ける
飛行機でも新幹線でも車でもバスでも、乗車時にはほぼ同じ姿勢で過ごしていることが多く、特に乗り換えのない車やバスは腰痛が悪化しやすい傾向があります。
長時間同じ姿勢で座りっぱなしで過ごすことで、腰の筋肉はどんどん緊張して硬くなってしまい、血流が悪化することで疲労物質の乳酸の排出に悪影響が起こります。
乳酸がうまく排出できずに、血流が悪化することで酸素や栄養分が体の隅々まで届かなければ、腰痛が悪化するのも当然のこと。
腰痛対策の基本は、長時間同じ姿勢を取らずに少しでも良いので筋肉に違う動きをさせること。
自動車での帰省時なら、サービスエリアやパーキングエリアで休憩を取る際には、必ず車を降りて少し歩いたり、身体を動かすことが必要です。
トイレに歩いていくだけでも良いですし、車を一旦降りて車の脇でストレッチや伸びを行うだけでも、筋肉の緊張が緩和され、腰痛が悪化しにくくなります。
自動車以外のバスや飛行機でも1時間に1回程度立ち上がることで、筋肉のハリや緊張状態を改善できますので、トイレがてら散歩するようにしましょう。
窓側の席に座るとトイレに何度も立つのが悪いと思うかもしれませんが、帰省時に腰痛が悪化して、会社を休まなければならなくなった人もいるので注意が必要です。
移動時に寝る時の姿勢も気をつける
移動疲れて、帰省時はほとんど寝ているという人もいるかもしれませんが、窓際にもたれかかった姿勢で寝ることで、腰痛は悪化します。
これは運転時に肘掛けにもたれかかっている場合も一緒。
背骨が曲がった状態で別方向の力がかかれば、その分だけ片側の筋肉が緊張してしまいますので、腰痛は悪化は免れないでしょう。
移動疲れ+腰痛の悪化では、実家での楽しい思い出も全て腰痛にかき消されてしまいますので、注意が必要です。
新幹線や電車等の移動時に寝る際には、あまり深く座らない人もいますが、椅子の背もたれをしっかり活用することが大切。
背もたれに体重をしっかりかけられるように深く座り、背もたれ部分で楽に背筋を支えることがで来る姿勢を探すことです。
背筋の状態が楽だということは、無意識時でもその姿勢をキープできるということですので、腰痛になりにくい座り方や寝方ができるでしょう。
腰や背骨のカーブは合わなければ、腰や背中の部分にタオルを1枚入れて調整するのも良いでしょう。
背骨がキレイなS字カーブを描いていれば、移動疲れによる腰痛の発症を予防できますので、移動時の座り方や寝方もしっかり考えてみてください。
お盆の帰省で腰痛悪化、効果的な対処法の記事まとめ
お盆や年末年始の実家への帰省は毎年のことですし、ただでさえ移動時間が長いのに、電車や道路が込んでいることでストレスも感じやすい状況です。
ストレスを感じると交感神経が優位になり、筋肉の緊張状態が続いたり、血流が悪化しやすい状態になっていますので、普段よりも腰痛発症&悪化のリスクが高いということ。
そういった状態だということを理解して、適度に身体を動かすことを意識して、帰省による腰痛の悪化を予防しましょう。
お盆明けで仕事が溜まっているのに、腰痛で会社を休まなければならないのは周りにも迷惑をかけてしまいますので、それだけは避けたいところ。
慢性腰痛の人の3割が腰痛悪化を実感していますので、本当に注意してくださいね。