ウォーキングで腰痛になる?ふくらはぎの筋力不足が原因って?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
運動不足が腰痛の原因になるので、軽くウォーキングしたら腰痛が悪化してしまう人がいるという話もありますが、本当にウォーキングが悪いのでしょうか。
ウォーキングをするようになって腰痛を発症したり、症状が悪化する人はふくらはぎの筋肉量に問題がある傾向があるそうですが、どのような仕組みなのかを紹介します。
腰痛を悪化させないためにも、ウォーキングをする前に腰痛を予防する対策方法についても解説しますので、運動不足の人は必ず予防法を実践してから身体を動かすようにしてくださいね。
Contents
ウォーキングで腰痛になるの人はふくらはぎに問題がある
運動不足の解消や腰痛の予防に軽い運動が良いと言われていますので、ウォーキングをはじめた途端に腰痛が悪化する人がいます。
ウォーキングによる腰痛のきっかけになるのが、ふくらはぎの筋肉が張ってしまったことで起こる様々なデメリットが重なったもの。
早い人だと1〜2回のウォーキングを行っただけでも、腰痛の症状を発症してしまいますので、ウォーキングが原因で腰痛になる可能性があることは知っておきましょう。
なぜウォーキングで腰痛になるのか?
これはウォーキングを行ったことで起こるふくらはぎの筋肉の問題で、ふくらはぎは姿勢を整えるためにも非常に重要な役割があります。
ふくらはぎの筋力不足で、ウォーキングによる疲労が原因でその動きが制限されると身体の重心がずれてしまい、腰や骨盤の関節に負担が出てしまいます。
ウォーキングで酷使されたふくらはぎのダメージをきっかけに、腰を支える様々な筋肉にしわ寄せが行って、それが腰痛を発症させる原因になるでしょう。
またすでに腰に負担がかかっている人や腰痛の症状がある人も、同様の仕組みで一時的に腰痛が悪化することも考えられます。
とはいえ、身体を動かすウォーキングのような運動は、腰痛改善には役立つものですので、どのような対策や予防方法があるのかを紹介すると・・・
ウォーキングで腰痛を予防する方法とは?
ウォーキングが原因で腰痛になるのは、ふくらはぎの筋肉に負担がかかることで、重心がずれたり、関節や筋肉の動きに制限が出ること。
ふくらはぎに原因があるので、ウォーキングを行う前にふくらはぎをしっかりほぐしてあげることで、負担を軽減することが大切です。
ウォーキングを行う前に、ふくらはぎの部分を入念にマッサージしたり、軽く叩くことでふくらはぎをほぐしてあげましょう。
運動後もふくらはぎのマッサージや足の指を前に倒して、ふくらはぎをしっかり伸ばしてあげることが大切です。
運動する前後に、筋肉の緊張状態を予防・改善する軽いストレッチを行うようにすると、ウォーキングでも腰痛になりにくくなります。
ふくらはぎに負担がかかるようなことをすると、その後の生活の中で腰痛を発症してしまうこともあるので、本当に注意してくださいね。
ウォーキングや軽い運動が疲労物質の代謝を促進する
この記事ではウォーキングで腰痛になる原因を紹介しましたが、そもそもウォーキングのような軽い運動は、腰痛の予防に役立つもの。
なぜ軽い運動を行うと腰痛の予防に役立つのかといえば、軽い運動による血流促進効果で、腰痛等の原因になる疲労物質をしっかり代謝できるようになるから。
デスクワークや同じ姿勢で過ごすと筋肉疲労が起こります。
筋肉も内臓と同じように体内のエネルギーを使用して動いていますが、筋肉を使うと疲労物質の乳酸などを出しますので、それを体外に排出することが腰痛を防ぐ基本。
しかし筋肉が凝り固まっている状態では、血流も悪化して疲労物質の排出がうまくできないので、ウォーキング等の軽い運動で血流を促進してあげる必要があります。
筋肉に白筋と赤筋という繊維があり、
赤筋は筋肉の代謝産物である疲労物質(乳酸等)をエネルギー源として再利用する作用があるので、赤筋を使う動きをすると疲労物資の蓄積を予防できます。
軽い運動を行うことで赤筋が良く使われますので、ウォーキングなどが腰痛改善に役立つというのは、こういった側面もあることを理解しておきましょう。
ウォーキングで腰痛になるの記事まとめ
腰痛改善に役立つはずのウォーキングのような軽い運動でも、普段から運動習慣がなかったり、ふくらはぎの筋力が著しく不足&低下している場合には逆効果になることもあります。
入念な準備運動と運動後のストレッチをしっかり行うことが、ウォーキングによる腰痛の予防には非常に大切なこと。
ウォーキングという運動でなくとも、ショッピングで歩きすぎた場合でも同様の理由で腰痛を発症してしまうこともあります。
身体を動かした後は、しっかりストレッチを行ったり、ゆっくり湯船に浸かって筋肉の緊張状態を改善することも大切なことでしょう。
腰痛は様々な原因が複雑に絡み合って起こりますが、血流の改善や正しい姿勢をとることで、徐々に改善されていきますので、メカニズムをしっかり理解して予防&対策を行ってくださいね。