高反発マットレスを柔らかくする場合の方法や対処法、注意点は?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
高反発マットレスを柔らかくする場合の方法や対処法、気をつけるべき注意点にはどのようなものがあるのか知っていますか?
有名人やトップアスリートと同じモデルが欲しくて高反発マットレスを買ったものので、硬すぎて寝にくいとか、身体が痛くなることもあるでしょう。
その際に柔らかくする方法を知っておけば、寝心地を変化させて快眠できるようになるかもしれませんが、あまりオススメできる使い方ではないかもしれません。
Contents
柔らかくする必要がある高反発マットレスとは?
まず最初にお伝えしなければならないのは、あなたが間違った高反発マットレス選びを行ってしまったということ。
非常に残念な話ですが、硬すぎて寝心地が悪いとか、朝起きたら時に身体が痛くなってしまっている高反発マットレスは、あなたにとって反発力が強すぎる商品です。
だからこそ、高反発マットレスを柔らかくする方法や対処法を探して、この記事にたどり着いたのだと思います。
厳しい話かもしれませんが、購入した高反発マットレスの全ての性能を維持したまま柔らかくする方法はありません。
高反発マットレスはそのまま寝ることで、
持っている機能を全て実感できますので、物理的に柔らかくしたり、毛布やマットレスなどを敷いて寝心地を改善した場合は一部の性能が低下します。
そのことは最初に理解しておきましょう。
それと物理的に高反発マットレスを柔らかくする方法はありませんので、基本的な対処法はマットレスと身体の間に何かを挟むということ。
それ以外の方法で寝心地の悪い高反発マットレスの状態を改善して、快眠できる方法はありません。
低反発マットレスを敷けば寝心地が改善するのか?
硬すぎる高反発マットレスの上に、柔らかい低反発マットレスを敷いたら寝心地が改善するのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし個人的な話をすれば、低反発マットレスを敷いてしまえば、高反発マットレスの持つ性能を大幅に低下させることになります。
そもそも高反発マットレスと低反発マットレスは真逆の特徴を持つ商品なので、高反発マットレスの良い部分をほぼ消してしまうでしょう。
低反発マットレスも安いものではないので、わざわざ低反発マットレスを買ってまで寝心地の変化や快眠できるのかをチェックする必要もありません。
低反発マットレスの寝心地は、沈み込みこんだ身体を包み込むようなもの。
通気性も悪く、寝返りも打ちにくい。
それを高反発マットレスの上に敷くとどれだけ本来の性能を削ってしまうのか・・ということがわかりますよね。
低反発マットレスにもトッパータイプのような厚みの薄いタイプもありますが、それでは低反発マットレスとしての機能を十分に発揮できませんので、どっちつかずの状態になるでしょう。
ムレにくく寝返りしやすいことで快眠できたり、身体の不調を改善する効果があるといわれているのが高反発マットレスですので、低反発マットレスの重ね使いはやめた方が良いと思います。
オーバーレイやトッパータイプの安い高反発マットレスの重ね使いは?
高反発マットレスの上に、少し反発力が弱い薄いタイプの高反発マットレス(トッパータイプやオーバーレイ)を重ね使いするとどうなのか?
これは一時的には効果を実感できる方法かもしれませんが、それで全てが解決するということではないでしょう。
なぜかと言えば、トッパータイプやオーバーレイタイプの薄い高反発マットレスは耐久性が低いから。
使っているうちにどんどんへたってしまい、体圧分散性も低下しますし、柔らかくなることで理想の寝姿勢を再現できなくなってしまうでしょう。
良い商品を購入しようと考えると、
すでに購入した高反発マットレスと同じくらいの費用が必要になるでしょうし、そこまで高額な費用を出すなら、高反発マットレスを本体ごと変えてしまった方が間違いないでしょう。
だからトッパータイプやオーバーレイタイプの高反発マットレスの重ね使いは、現実的に考えてもオススメではありません。
硬すぎる高反発マットレスにはベッドパッドがおすすめ
硬すぎる高反発マットレスの寝心地を柔らかく改善したいのなら、ベッドパッドを敷いて使うのが良いでしょう。
ベッドパッドならそこまで厚みもありませんので、体圧分散性を大きく低下させることもありません。
値段もそこまで高くないので、
高反発マットレスを買い換えるよりも先にチャレンジしたいところ。
ただベッドパッドにも様々な商品があるので、どのタイプを選ぶのかということは実際に店頭でチェックしてから決めるようにしましょう。
あまりにも薄すぎるベッドパッドを選んでしまうと、寝心地を改善することもできませんので、快眠することはできないでしょう。
劇的な寝心地の変化は求めないこと。
使っている高反発マットレスの硬さに耐えられないのであれば、体圧分散性が低下するのを納得した上で、それまで使っていた敷布団や毛布を高反発マットレスの上に敷いて使うしかありません。
すごく残念な話ですが、
最初に高反発マットレス選びを失敗しているので、その点は納得して使うしかないのが現状だということを理解してくださいね。
高反発マットレスを柔らかくする方法や注意点の記事まとめ
硬すぎる高反発マットレスを選んでしまうと、物理的に柔らかくする方法がありませんので、最初に失敗しない選び方をするのが基本です。
多くの人が有名人やトップアスリートモデルに憧れ、高反発マットレス選びを失敗してしまいます。
お店で数分横になった感覚と一晩中寝て起きた寝起きの感覚では大きく違いますので、そういった事があることを理解して硬すぎる高反発マットレスを選ばないようにしましょう。
標準的な日本人体型なら、140ニュートンもあれば十分ですし、華奢な女性や高齢者なら、100ニュートンでも問題ないでしょう。
これから高反発マットレスを買おうと思っている人は、この数字を意識した商品選びを行うと失敗しにくいと思いますので、参考にしてくださいね。