反り腰の原因と高反発マットレスの効果は?腰痛改善に役立つ?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
女性に多い反り腰や反り腰に伴う腰痛ってどんな原因で症状を発症するのか知っていますか?
多くの女性が反り腰を発症してしまうリスクがあり、その状態をうまく改善できないと反り腰に伴う腰痛に悩み、症状を改善できなくなってしまう可能性が高いんです。
どのような仕組みで反り腰になるのか、反り腰の改善方法や高反発マットレスとの関係性について紹介しますので、腰痛に悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
反り腰の原因と女性に多い理由とは?
反り腰になる原因は筋力の低下や柔軟性の低下、体型の変化が考えられます。
特に女性に反り腰が多いのは、妊娠や出産に伴う体型の変化を元の状態に回復させることが出来ない人が多いから。
中年のおじさんに多いポッコリお腹も反り腰を発症させる原因のひとつで、妊娠や出産はまさにその状態を擬似的に実感するものだと言うこともできるでしょう。
筋力の低下や柔軟性の低下がそこに合わさることで、骨盤の前傾が強く出てしまうと反り腰の状態になります。
少し難しい言葉で言うと、
腹直筋を中心とする腹筋群が弱まると骨盤の前傾が強まり、腸腰筋や大腿直筋の柔軟性の低下も骨盤の前傾が強まる原因になりますので、これらが同時に起こると反り腰のよる腰痛を発症してしまいます。
本来、人間の背骨は緩やかなS字カーブを描いていますが、前傾姿勢になる反り腰ではS字カーブの湾曲が強くなり、腹圧が低下してお腹がぽっこり出たり、腰痛のきっかけに。
自分ではなかなか気付くことが出いない反り腰ですので、普段感じる腰痛の原因が反り腰だったということもあるでしょう。
そもそも反り腰かどうか確認する方法はあるのでしょうか?
反り腰かどうか自分で確認する方法とは?
反り腰かどうかを確認する方法は非常に簡単で、壁と腰の間の隙間がどうなっているのかということで確認することができます。
靴を脱いで素足の状態で壁から、5cmほどかかとを離した状態でまっすぐ立ちます。
頭とお尻と背中を壁や柱にピッタリとくっつけて、腰と壁の隙間に手を入れて、余裕があるほど骨盤が前傾しているということですので、それだけ反り腰の状態になっているということ。
握りこぶしが入るような状態だと、かなり反り腰が悪化しているということを理解しましょう。
壁や柱があれば簡単にチェックできますので、まずは反り腰かどうかをこの方法で確認してください。
もしあなたが反り腰だとわかったら、これから紹介する方法を実践して自宅で解消できないかチャレンジしてみてください。
反り腰を解消する筋トレやエクササイズ方法とは?
反り腰の原因の中でも比較的改善しやすいのが、筋力アップと柔軟性の向上で、これらは比較的簡単なエクササイズで改善することができます。
今回は誰でもできる簡単なエクササイズと筋トレを1つずつ紹介しますので、反り腰に悩んでいる人は是非実践してみてください。
腸腰筋の柔軟性を高めるエクササイズ方法とは
まず最初におすすめしたいのは、腸腰筋の柔軟性を高めるエクササイズ。
- 足を前後に開いて立ちます。(最初はどちらの足が前でも構いません。)
- 前に出した足の膝を曲げ、後ろにある足は膝を伸ばしたまま床に付けます。
- 前足に重心をかけて身体を前に方向け、後ろ足側の股関節が伸びている状態を確認します。
- その状態で15〜20秒キープして、前後の足を入れ替えて同様に行います。
たったこれだけのことで、凝り固まった腸腰筋の柔軟性を改善することができますので、お風呂上がりの2〜3分で、サクッと実践してしまいましょう。
腸腰筋を鍛える筋トレ方法とは
柔軟性を改善した腸腰筋をさらに鍛えることで、反り腰の状態を改善しましょう。
- 両膝を曲げて床にうつ伏せに寝転び、両手のひらを床につけた状態で身体の両側に起きます。
- 膝を曲げたまま足の付根からゆっくり足を持ち上げ、胸の方に近づけます。お尻が少し上がるくらいまで持ち上げれば十分です。反動ではなく筋肉で持ち上げるようにします。
- 筋肉を使ってゆっくり元の状態に戻します。
- この動作を10回程度繰り返せばOKです。
筋力を使うことを意識してゆっくりやることが大切ですので、無理せずにできる範囲で行うようにします。
反り腰は骨盤の癖を直すことで改善することができますので、起床時も睡眠時も骨盤の緊張を解消してあげることが大切です。
高反発マットレスで反り腰を改善することができるのか?
反り腰の人が硬すぎるマットレスや柔らかすぎるマットレスを使って寝ることで、反り腰の状態が悪化して腰痛がひどくなります。
マットレスが硬すぎれば、腰は常に浮いた状態になりますので腸腰筋や腹筋群が緊張した状態が就寝中も続くということ。
柔らかすぎるマットレスだと、マットレスが反り腰の状態を維持してしまうので、それも反り腰の改善には役立ちません。
就寝中に反り腰の状態を改善するには、理想の寝姿勢を再現できる高反発マットレスを使って、数ヶ月過ごすこと。
就寝時の寝姿勢の改善が反り腰を引き起こす腸腰筋の状態を改善し、骨盤の前傾状態を徐々に正常な位置に戻してくれます。
筋トレやストレッチのように目に見える変化は実感できませんが、人生3分の1は寝て過ごすわけですので、理想の寝姿勢を再現できる高反発マットレスの効果もうまく活用しましょう。
反り腰の改善を目指し、理想の寝姿勢を再現できる商品を選ぼう
高反発マットレスを使って反り腰の状態を改善したいのなら、理想の寝姿勢を再現できる商品を選ぶことが必須。
理想の寝姿勢とは、立っている時と同じように背骨がS字ラインを描くような状態になることですので、それを再現できる適度な反発力の商品を選ぶことが大切です。
硬すぎる高反発マットレスも柔らかすぎる低反発マットレスも、理想の寝姿勢を再現することはできません。
肩や腰、お尻の部分が適度に沈み込むことが必要なので、適度な反発力の商品選びを行うことが大切です。
商品の公式サイトなどに体圧分散性の検査データが載っている場合には、どれだけ体圧分散性があるマットレスなのかもチェックしましょう。
比較データが載っている場合には、
どの商品と比較したものなのかを確認し、通常の敷布団と比較したような不十分のデータを参考にしないことも大切です。
メーカーの公式サイトは自社商品と比較していたり、自社の検査機器で測定したデータの場合が多いので、第三者機関での検査データがあれば公平な判断ができるでしょう。
理想の寝姿勢を再現できると話題の高反発マットレスもいくつかあるので、あなた自信の目でチェックするか、体験者の口コミや評判を参考にすると良いと思いますよ。
反り腰の原因と高反発マットレスの効果の記事まとめ
女性に多い反り腰は、腸腰筋の筋力低下と柔軟性の低下によるものや、妊娠や出産に伴うものが多いので、原因不明の腰痛があるなら一度反り腰かどうかチェックしてみてください。
自宅で誰でもわかる簡単なチェック方法を紹介していますし、反り腰の状態が続くことで、慢性的な腰痛にも悩まされるでしょう。
反り腰は慢性的な姿勢の悪化の影響も受けますので、高反発マットレスを使うことで、徐々に腰の状態を改善することもメリットのある方法
いずれにしても反り腰は放置しているとどんどんその状態が悪化しますので、できるだけ早いタイミングで改善して、腰痛の解消を目指しましょう。