西川エアーSX 大谷翔平選手愛用の最上級モデルの評判や口コミ、特徴は?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
東京西川エアーの最上級モデルの西川エアーSX(エスエックス)が2018年4月25日から、全国販売が開始されました。
すでにテレビCMなどでもチェックされているかもしれませんが、この西川エアーSXはメジャーリーグでも大活躍中の大谷翔平選手が愛用するモデル。
西川エアーシリーズの最上級モデル。
トップアスリートが愛用してきた西川エアー。
これまでの西川エアーシリーズに対するトップアスリートの不満を改善して新登場した商品ですので、実際に何が違うのか?
私が早速店頭でレビューしてきましたので、
その際に感じたことや店員さんに聞いたマル秘情報なども合わせて、西川エアーSXの特徴や西川エアーSIや西川エアー03との違いをまとめて紹介します。
西川エアーSXはエアーシリーズの最上級モデルで限定生産!
東京西川の西川エアーシリーズ。
西川エアーは病院用のマットレスから始まり、すでに45年以上の歴史がある商品だって知ってましたか?
これ東京西川の店舗で、店員さんが教えてくれたエピソード。
イメージ的には5年とか10年位の商品だと思っていたのに、医療器具から派生したのが、トップアスリートに話題の西川エアーシリーズ。
西川エアーシリーズの最上級モデルとして、
2018年3月15日(木)に限定店舗で販売を開始し、2018年4月25日(水)より全国販売が始まったのが、エアーSX(エスエックス)。
前置きが長かったですね‥(^_^;)
でもそれくらい凄い商品だということ、東京西川が寝具で培ったこれまでのノウハウが多く投入されているモデルだということを知って欲しかったんです。
西川エアーSXの月間製造枚数は、
全国でたった1000枚という僅かな生産数で、大量生産を行っていないそうです。
なぜ大量生産を行っていないのか?
それはエアーSXの素材を作るためには本当に高い技術が必要なので、エアーSIやエアー03のような大量生産に向かない商品だから。
日本の寝具メーカーを代表するような、
東京西川でもそこまでしか生産できないモデルと聞くと、どんな特徴があるのか?すごく気になってしまいますよね。
エアーSXのイメージキャラクターの大谷翔平選手が、ちょうどメジャーリーグに移籍した活躍したタイミングですし、余計に気になる人も多いかもしれません。
西川エアーの最上級モデル、エアーSXの特徴や評価など、私が実際に店頭で感じたことも踏まえて、どんどん紹介していきますね。
西川エアーSXの特徴と他のモデルとの違いは?
西川エアーSXの一番の特徴が、
「柔軟性と弾力性を叶えるハイブリッド4層構造」を採用しているところ。
従来の最上級モデルだった西川エアーSIよりもさらに進化させ、より快適な寝心地を実感できるように考えられているモデルです。
上がエアーSXで、下がエアーSI。
この画像を見るとわかりますが、エアーSXのマットレスは4層構造になっていることが確認出来ます。
下から2層目に柔らかいマットレス(ソムニフォーム®使用のハイバウンドレイヤー)を挟むことでクッション性を高め。
表面に1680個の点があり、
しなやかな新素材フレスフォーム®を採用(イメージは低反発マットレスのような感じ)して、より体にフィットする寝心地を実感できます。
少し比較しにくい画像ですが、
70個の通気孔と70本の通気路をウレタンフォームの下部に設けることで、エアーSIよりも優れた発散性があり、汗や湿気を逃してくれます。
通気性という面では、エアーSXの側地とカバー表面は全面メッシュ。
世界的なファッションデザイナーの滝沢直己さんがカバーのデザインを行っていることで、非常に洗練された見た目というのも嬉しいポイント。
クッション性と通気性。
この両面でエアーSIを凌ぐ性能を発揮し、より快適な寝心地を実感することができると話題の商品が西川エアーSXです。
エアーSXは耐久性も考えた構造を採用したマットレス
西川エアーSIと西川エアーSXの違い。
これは耐久性に対する配慮が行われている部分も重要なポイント。
エアーSIは1860個の点で支え、
エアーSXは1680個の点で支えるマットレス。
数値だけ見ると減っているのはなぜ?と思うかもしれませんが、この写真がその理由。
マットレスでもへたりやすい端の部分のブロックを大きくすることで、耐久性を向上したり、寝返りの際に落ちないようにガードしてくれます。
ブロックサイズを大きく変更した分、
支える点の数は減少していますが、それ以上に耐久性が向上していますので、これはデメリットではなく、メリットのひとつ。
手前の2ブロックと
3ブロック目からの幅が全然違いますよね?
本当にちょっとしたことかもしれません。
しかし従来の製品で、購入者の不満や意見を細かく反映したマットレスだからこそ、西川エアーシリーズの最上級モデルにふさわしいんです。
西川エアーSXのサイズと価格、商品ラインナップは?
エアーSXはマットレスタイプしかなく、ベッドマットレスタイプの極厚モデルは現時点では販売されていません。
将来的な販売予定はあるものの、
現時点で購入できるのはマットレスタイプでレギュラータイプとハードタイプの反発力の違いのみ。
エアーSX レギュラータイプのマットレスサイズと価格は?
エアーSX レギュラータイプの反発力は、140ニュートン。
色は赤色をベースにしており、日本製の安心できる高反発マットレスです。
- シングルサイズ:厚さ9cm×横幅97cm×長さ195cm:価格は120,000円(税別)
- セミダブルサイズ:厚さ9cm×横幅120cm×長さ195cm:価格は150,000円(税別)
店頭で購入できるエアーSXのサイズは、上記2種類のみ。
もしダブルサイズやクィーンサイズ、キングサイズが欲しい場合は、受注生産なので、1ヶ月ほどの期間が必要になります。
- ダブルサイズ対応:厚さ9cm×横幅70cm×長さ195cm:価格は100,000円(税別)×2枚
- クィーンサイズ対応:厚さ9cm×横幅80cm×長さ195cm:価格は120,000円(税別)×2枚
- キングサイズ対応:厚さ9cm×横幅90cm×長さ195cm:価格は120,000円(税別)×2枚
かなり値段は高くなってしまいますが、
セミシングルサイズなどを組み合わせることで、ダブルサイズ以上の大きなサイズにも対応させることが可能です。
エアーSX ハードタイプのマットレスサイズと価格は?
エアーSX ハードタイプの反発力は、170ニュートン。
色は青色をベースにしており、日本製の安心できる高反発マットレスです。
- シングルサイズ:厚さ9cm×横幅97cm×長さ195cm:価格は140,000円(税別)
- セミダブルサイズ:厚さ9cm×横幅120cm×長さ195cm:価格は170,000円(税別)
店頭で購入できるエアーSXのサイズは、上記2種類のみ。
もしダブルサイズやクィーンサイズ、キングサイズが欲しい場合は、受注生産なので、1ヶ月ほどの期間が必要になります。
- ダブルサイズ対応:厚さ9cm×横幅70cm×長さ195cm:価格は120,000円(税別)×2枚
- クィーンサイズ対応:厚さ9cm×横幅80cm×長さ195cm:価格は140,000円(税別)×2枚
- キングサイズ対応:厚さ9cm×横幅90cm×長さ195cm:価格は140,000円(税別)×2枚
かなり値段は高くなってしまいますが、
ハードタイプもセミシングルサイズなどを組み合わせることで、ダブルサイズ以上の大きなサイズにも対応させることが可能です。
なぜダブルサイズやクィーンサイズ、キングサイズの用意がないのか?
この部分が気になった人もいると思いますので、店員さんに聞いたその理由を次の項目で紹介します。
エアーSXにダブルサイズ、クィーンサイズ、キングサイズがない理由は?
かなり疑問に思いますよね。
私もダブルサイズのベッドを使っているので、不思議に思って店員さんに聞いてみると・・・
エアーSXのマットレスは、マットレス底面に切込みが多くて、サイズを大きくするとパックリ割れてしまうから…( ゚д゚)ポカーン
まさかのそんな理由らしいです。
だからベッドマットレスタイプがないのも、現在の技術力では十分に製品化出来ないレベルだということでしょう。
発売予定はあるものの、
いつ頃になるのか時期が未定ですし、個人的にはエアーSXのベッドマットレスタイプの発売は期待できないのではと思います。
東京西川の技術力でも、
エアーSXのマットレスサイズの限界は120cm幅まで。
ダブルサイズやクィーンサイズ、キングサイズのエアーSXを購入する人が少ないと考えるので、あえて受注生産にしているのでしょう。
それ以前に、現状のシングルサイズとセミダブルサイズでも月間生産枚数が1000枚規模の限定生産なので、値段を下げて売るようなこともないと思ってしまいますね。
西川エアーSXの反発力に隠された秘密とは?
西川エアーシリーズは、
トップアスリートに愛用されているものの、反発力が高すぎて標準体型の日本人にとっては、硬すぎる寝心地が辛いという意見も多かったんです。
エアーSXはそれを改良したモデルですが、
実はエアーSXの反発力には隠された秘密があるのを知っていますか?
その前にもう一度反発力の復讐をすると、
- レギュラータイプ:140ニュートン
- ハードタイプ:170ニュートン
レギュラータイプも少し硬すぎるのでは?
そう感じてしまう反発力ですが、こちらの画像を見てみてください。
反発力の記載が140ニュートン、(旧表記95ニュートン)と書かれています?
どっちが正しいの?
という疑問が出てきますし、1.5倍も数値が違うとどちらが正しいのかわからない・・・という事がわからなくなりますよね。
これには理由があって、
2017年4月1日から「家庭用品品質表示法の改正により、反発力(ニュートン)の測定方法が変更」されたから。
こちらに消費者庁のウレタンフォームマットレスに対する改正内容の詳細情報がありますが、わかりにくいです。こちら。
少しわかり易く説明すると、
- 新測定方法【JIS K6400-2 A法】:マットレス全体の厚さの40%分押し込み、その40秒後に戻ろうとする力を計測したもの
- 旧測定方法【JIS K6400-2 D法】:マットレス全体の厚さの25%分押し込み、その20秒後に戻ろうとする力を計測したもの
新しい測定方法では、
プロファイル加工されているマットレスは、基礎部分まで押し込む力を測定するためニュートン値が大きくなる傾向にあります。
西川エアーSXも点で支えるプロファイル加工されている高反発マットレスなので、従来の計測方法よりも、反発力の数値が高くなってしまっているそうです。
エアーSIとエアーSXのレギュラータイプを比較すると、
- エアーSXは、95ニュートン
- エアーSIは、100ニュートン
5ニュートンほど、
エアーSXの方が柔らかくなっているということ。
実際の寝心地や触った印象などはどうなのか?
私が感じたことを徹底レビューで紹介すると・・・
西川エアーSXの寝心地や体験談、私の評価を紹介
これが西川エアーSXのレギュラータイプのマットレス。
見た目にも鮮やかですし、
手前にあるのはエアーSXの独自のハイブリッド4層構造のマットレスの中身。
端の部分を指で潰してみると、
適度な反発力があり、エアーSIのレギュラータイプよりも柔らかい感じがします。
手のひらで押しても、
十分な反発力はありますし、エアーSIとも違う印象。
何が違うのか?
寝てみて思ったんですが、ねっとりしたような寝心地です。
ちょっと意味不明ですかね…(^_^;)
しっとり感があるというか、体へのフィット感が上がっていて、エアーSIとは全く異なる感じがします。
この青いウレタンが、
ハードタイプのハイブリッド4層構造のマットレスの中身。
見た目の違いはありますが、
実際に寝てみると、ハードタイプの方が柔らかいながらも後半にしっかりした感じがあります。
そんなハードタイプでも、
西川エアーの特徴である3つ折り収納が簡単にできるマジックテープがついていますので、このように簡単に折りたたむことができます。
指で潰してみても、
やはりレギュラータイプよりも反発力が強く、しっかり感があります。
そして面白かったのがこの画像。
これはエアー01とエアーSXのハードタイプのシングルサイズの収納状況。
エアー01は8cmの厚みなので、
3つ折りにしても3cmは厚みが異なりますが、実際に収納したサイズがここまで違うのは、エアーSXのハードタイプがよりしっかりしているから。
店頭でエアーSXを試して思ったこと、
エアーSIよりも、明らかに寝心地が良いけど、値段もそれなりに高く、ダブルサイズ以上には不向きな高反発マットレスだという部分。
西川エアーの最上級モデルだけあって、
本当に寝心地も機能も、ウレタンマットレスのデメリットの通気性も考えられていますので、おすすめなのは間違いありません。
それでも値段が高すぎる。
これはエアーSXを購入する際に一番のデメリットになるでしょう。
西川エアーSXは購入後の保証がないモデル
最近の高反発マットレスには、10年保証や15年保証などの長期保証が主流となっていますが、西川エアーSXは保証なし。
初期不良に対する保証はあっても、
中長期間の使用に伴うウレタンの劣化や寝心地の変化に対する保証制度は設けていないそうです。
シングルサイズでも12万円超えの商品。
それなのに保証なしは、個人的には微妙なところ。
すぐにぱっくり割れたら、交換してくれるそうです‥。
と言われても微妙ですが、
値段の割にはアフターケアが微妙な部分があると理解しておいた方が良いでしょう。
西川エアーSXの口コミや評判は?
私以外の体験者が西川エアーSXで寝てみてどう感じたのか?
これを探したのですが、
新登場したばかりの商品なので、現時点での体験談や口コミなどは発見できませんでした。
店員さんに聞くと、
エアーSXとエアーSIを比較して、
ねっとりした寝心地が苦手で、エアーSIを購入する人はいるそうです。
ボディラインにフィットするエアーSXの寝心地が合わない人もいるのでしょう。
気になる夏の暑さですが、
通気性の高さで、汗や湿気をしっかり逃してくれますので、ウレタン製の高反発マットレスの割には良いそうです。
私が体験したわけではありませんが、
ウレタン底面の切れ込みの多さ、カバー表面が前面メッシュ生地という事を考えても、エアーSIよりも間違いなく優れているでしょう。
西川エアーSXの特徴や評判、口コミのまとめ
この記事では、
大谷翔平選手も愛用する西川エアーSXの情報を徹底検証しました。
- 西川エアーSXの特徴と他のモデルとの違い
- 西川エアーSXのサイズと価格、商品ラインナップ
- 西川エアーSXにダブルサイズ以上がない理由
- 西川エアーSXの反発力に隠された秘密
- 西川エアーSXの寝心地や体験談、私の評価
- 西川エアーSXの保証内容
- 西川エアーSXの口コミや評判
西川エアーの最上級モデルだけあって、
非常に魅力的で、様々な機能が詰め込まれた高反発マットレスですが、私には合わないかも・・・
というのが感想です。
高機能高価格なので、
西川エアーSXは購入できる人が限られているトップアスリート向けの高反発マットレスだと理解した方が良いのかもしれません。