首が痛い原因は?高反発マットレスは枕選びで悪影響が出ることも。
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
高反発マットレスは寝心地がよく、腰痛や肩こりなどの悩みを改善できると話題なのに、実際に使ってみたら寝起きに首が痛い・・・なんてこともあるようです。
寝起きに首が痛い原因には、どのようなものがあるのかを解説します。
高反発マットレスの選び方を間違えていたり、枕選びを間違えていたり、本来ならメリットとして感じる部分を体感することができない原因ってなんでしょう。
首が痛い人に多い間違えポイントを紹介しますので、そこに注意することで寝起きの首が痛い症状を改善することができると思いますよ。
Contents
高反発マットレスで首が痛い原因は枕との相性が問題かも。
高反発マットレスで寝起きに首が痛いなら、枕選びを間違えている可能性が大きいでしょう。
高反発マットレスの枕選びの間違えには、
- そもそも枕を使っていない人
- 間違った枕を使っている人
この2つのタイプがおりますが、いずれにしても理想の寝姿勢を再現できない状態になっていることで、睡眠中に肩や首付近の筋肉に負担がかかっています。
その状態を続けてしまうことで、
慢性的な首の痛みや肩こりを感じることになり、頭痛や吐き気などの症状を引き起こす場合もありますので注意しましょう。
寝起きに首が痛いということは、
その状態を改善しなければ、毎日そんな寝起きになりますので、寝ることに不満や不安を感じてしまい、不眠や睡眠障害のきっかけになることもあります。
多くの人はそこまで深刻に考えませんが、
睡眠に対する不満や、睡眠によって起こる様々な不調を抱えて過ごしている人が増えていますので、注意するべきことだと認識しておいた方が良いと思いますよ。
実際にどのような枕選びを行うと、
寝起きの首が痛い症状を改善できるのかを解説しますので、枕選びの参考にしてくださいね。
枕を使わない人が高反発マットレスで首が痛いと感じる原因は?
高反発マットレスで寝る際に枕を使わない。
これが寝やすいと思っている人もいますが、低すぎる枕を使っているのと同じで、頭部に血液が流れて、脳への刺激が増え、実は寝付きにくい状態になっています。
しかしいつも枕を使っていない人は、
それが普通の状態なので、枕を使わないことが原因だということには気づきません。
一般的に枕を使わないと、
頚椎をうまく支えることができずに、それをきっかけに肩こりや首の痛みを感じてしまいます。
枕を使う理由は睡眠時の頚椎を適切な角度や位置にすることですので、これは高反発マットレスでも普通の敷き布団でも同じこと。
枕を使わないことで首が痛いのなら、
高反発枕で高さの調整ができるものを選ぶことをおすすめしますし、そういった商品を選んでおけば、理想の寝姿勢を再現する際にも役立つでしょう。
枕を使ってても高反発マットレスで首が痛いと感じる原因は?
枕を使っているのに、
高反発マットレスに変えてから、寝起きの首が痛い症状が気になる人は、枕選びを間違えている可能性が高いでしょう。
枕選びを間違えている人に多いのは、
- 高さが合わない枕を使っている
- 素材が合わない枕を使っている
この2点が考えられます。
枕の高さが高すぎても、低すぎても就寝時に頚椎をしっかり支えることができませんので、この点は理解しやすいですし、なんとなくイメージできるでしょう。
しかし素材が合わない枕選びをしてしまっていることは、なかなか感じにくい部分でもあります。
特に気をつけるべきなのが、
高反発マットレスの前に低反発マットレスを使用していた人。
もしかして今お使いの枕は、低反発枕ではないでしょうか?
低反発枕と高反発マットレスを組み合わせると、
寝返りを打った際に、身体の動きと首から上の動きにずれが生じますので、それが原因で首の筋肉と使い、寝起きの首が痛い症状を引き起こします。
高反発マットレスのおかげで、身体はスムーズに寝返りを打てるのに、低反発枕を使っていると、首と頭の動きが制限され、寝返りを打つのに時間がかかります。
ひと晩に20〜30回も寝返りを繰り返しますので、その際の小さなズレや筋肉を使う行為が首の痛みや肩こりを引き起こす原因になってしまうでしょう。
高さと素材を改善することで、
お使いの高反発マットレスに合った枕選びを行うことができますので、その点を意識してください。
高反発マットレスで首が痛いのはマットレスが合っていない場合もある
ここまでは枕の有無や枕選びによる寝起きの首が痛い原因を紹介しましたが、高反発マットレスで首が痛くなるのは、枕だけが問題ではありません。
あなたの体型に合わない高反発マットレスを選んでいると、それをきっかけに肩こりや首の痛み、腰痛などの症状を感じてしまいます。
高齢者や細身の人、日本人の標準体型の人が、アスリート向けの高反発マットレスを選んでしまうと、反発力が強すぎて高反発マットレスのメリットを体感できません。
一般的な高反発マットレスの定義は100ニュートン以上で、標準体型なら140ニュートン前後がおすすめですが、アスリート向けの商品は180ニュートンなど。
反発力が高いことで
筋肉や体重がないと、腰や肩付近の沈み込みが制限され、板の間で寝ているような感じで理想の寝姿勢を再現できません。
もうひとつ考えられるのは、
反発力が弱すぎるようなものや、耐久性の低い低価格モデルの高反発マットレスを選んでしまっている場合です。
5,000円以下や10,000円程度でも買える高反発マットレスが増えてきましたよね?
それ自体は悪いことではありませんが、
中には粗悪品だったり、高反発マットレスとしての機能を有していない商品もありますので、それを選んでしまわないように注意することも必要です。
これらをきっかけに寝起きの首が痛いこともありますので、合わないモデルを無理して購入する必要はありません。
高反発マットレスのような機能性寝具は、自分に合うものを選ぶのが基本だと理解しておきましょう。
このあたりの部分を間違えてしまうと、逆効果になってしまいますので、注意してくださいね。
高反発マットレスで首が痛い原因の記事まとめ
身体の負担を軽減するために高反発マットレスを選んだのに、首が痛いという人のほとんどは枕選びを間違えています。
間違った枕を使い続けることは、
睡眠中の身体への負担を増やし、首の痛みだけではなく、肩こりや腰痛などのきっかけになることも。
- 高反発マットレスで首が痛い原因は枕との相性が問題かも。
- 枕を使わない人が高反発マットレスで首が痛いと感じる原因は?
- 枕を使ってても高反発マットレスで首が痛いと感じる原因は?
- 高反発マットレスで首が痛いのはマットレスが合っていない場合もある
高反発マットレスの持つ体圧分散性と理想の寝姿勢を再現する効果を実感するためにも、枕も含めたトータルバランスで考えるようにしましょう。
それが寝起きの首が痛い症状を予防してくれますし、症状の改善にも役立ちますよ。