プロファイル加工の高反発マットレスのメリットやデメリットは?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
高反発マットレスには、点で支えるプロファイル加工された商品と、普通のフラットタイプの商品があるのを知っていますか?
ウレタン製の高反発マットレスを
プロファイル加工することで得られるメリットやデメリットを紹介しつつ、実際にどのような商品を選ぶべきなのかを解説します。
点で支えるが話題の西川エアーやムアツ布団などを購入しようと考えている人は必見の内容ですよ。
Contents
点で支えるプロファイル加工とはどのような形状なのか?
ウレタン製の高反発マットレスには、
普通のマットレスと同じように真っ平らなフラットタイプと、点で支えるプロファイル加工されたタイプがあります。
プロファイル加工とは、卵のケースのように凸凹した形状のマットレスのこと。
高反発マットレスの中でも、ウレタン製の商品にだけある独特な形状で、凸凹した形状にすることで、ウレタン製のマットレスの不満を解消し、効果を高めることが期待されている商品です。
ただプロファイル加工にはメリットもデメリットもありますので、実際の商品選びを行う際には、その点をしっかり理解しておくことが必要でしょう。
プロファイル加工は通気性に優れている傾向がある
ウレタン製の高反発マットレスの弱点のひとつとして、通気性の低さをあげる人もいます。
確かにウレタン製の商品は、エアウィーヴやエアリーマットレスよりも通気性が低く、マットレスの中に熱がこもる傾向があります。
それを補うのが、プロファイル加工によってできた空気の通り道。
マットレスに凹凸があることで、
身体とマットレスの間に隙間ができて、そこが空気の通り道になることで、熱が逃げやすい特徴があります。
普通のウレタン製の高反発マットレスでは寝苦しいという人には、プロファイル加工した商品を選ぶことはメリットでしょう。
ただ最近はウレタン製の高反発マットレスでも、通気性の良い商品が増えていますので、プロファイル加工されていなければ、通気性が確保されていないということでもありません。
プロファイル加工で体圧分散性がアップする
高反発マットレスが睡眠中の身体への負荷を抑えてくれるのは、非常に優れた体圧分散性があるから。
高反発マットレスの要とも言える体圧分散性。
体圧分散性をより高めるために考えられたのがプロファイル加工です。
ボンネルコイルマットレスとポケットコイルマットレスの違いのように、睡眠中にベッドにかかる体圧を個別の点で対応。
より自然な寝姿勢を再現できますし、
身体の凹凸に合わせて、それぞれの点が支えることで異なる体圧に対して、適度な分散ができると考えられています。
元々、NASAで採用されていた技術のひとつを寝具に転用した考え方なので、プロファイル加工にはメリットが多いのも納得できるでしょう。
プロファイル加工は耐久性が低下するデメリットがある
メリットだらけのプロファイル加工ですが、
一番のデメリットは、点で支えることによる耐久性の低下ではないでしょうか。
接地面が少なくなるということは、
それだけ個々の点にかかる負担が大きくなりやすい傾向があります。
耐久性という意味では面で支えるフラットタイプの高反発マットレスの方が優れており、長期間にわたって、使い続けることができるでしょう。
機能性の高さがある半面のデメリットなので、
ここはどう考えるのかという部分ではありますが、5年も10年も使い続けたい人には、プロファイル加工は耐久性が低い傾向があるということを理解しておきましょう。
プロファイル加工の寝心地が合わない人もいる
これは私の感じたプロファイル加工された高反発マットレスのデメリット。
プロファイル加工されたマットレスは、
最初に点の部分で体重を支えますが、点が凹んでしまうことで、その下の面の部分で体重を支えることになります。
点の反発力と面の反発力には違いがあり、
面の方がしっかりした寝心地や反発力を感じるはず。
この違いが私は好みに合わなかたんです。
しかも反発力が高めの商品で寝たこともあり、最初に感じた寝心地としばらくしてからの寝心地の違いが気になりました。
ソフトな寝心地のしたにハード面が隠れている感ですので、この部分は好みが分かれるでしょう。
ただ店頭で5分くらい横になっただけでは、
少しわかりにくいことなので、その点は最初に理解しておいた方が良いと思います。
プロファイル加工の高反発マットレスの記事まとめ
プロファイル加工は、
このようにメリットやデメリットがある高反発マットレスですので、それを踏まえた商品選びを行うことが大切です。
- 点で支えるプロファイル加工とはどのような形状なのか?
- プロファイル加工は通気性に優れている傾向がある
- プロファイル加工で体圧分散性がアップする
- プロファイル加工は耐久性が低下するデメリットがある
- プロファイル加工は耐久性が低下するデメリットがある
有名な商品としては、ムアツ布団や西川エアーなどがありますので、ムアツ布団を買おうと考えている人も多いでしょう。
東京西川は積極的にプロファイル加工を導入している寝具メーカーですが、少し反発力が高すぎる傾向があります。
アスリートモデルのプロファイル加工の商品を選ぶ際には、事前にしっかり寝てみて本当に大丈夫なのか、チェックすることをオススメします。