冷やす?温める?腰痛の原因を見極め正しい対処法でケアしよう!
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
腰痛は冷やすべきか温めるべきか、どちらが本当に正しい対処方法なのか悩むことが多いと思いますが、原因を見極めることで正しいケア方法がわかります。
間違った対処法でケアしてしまうと、
腰痛の症状が悪化するだけではなく、回復までにかかる時間も大幅に長くなってしまうリスクがありますので、それは避けたいところ。
どのような基準で対処法を考えるべきか、
冷やす方が良い腰痛と、温める方がよい腰痛の原因や症状を紹介しますので、あなたの症状に合わせて対処法を選んでください。
Contents
ほとんどの腰痛は温めるのが正しい対処法
私の経験を踏まえても、
基本的に腰痛は温めることが正しい対処法だと思いますが、これが完全な正解というわけではありません。
日本人の9割が一生に一度は腰痛に悩み、
しかもその原因がわからずに、原因不明の腰痛が85%もある状況ですが、そういった腰痛であればあるほど、「温める」というのが正しい対処法です。
- 慢性腰痛の対処法は温めること。
- 急性腰痛の対処法は冷やすこと。
これが腰痛に対する考え方の基本です。
どんな原因なのかということで考えると良いのですが、原因不明の腰痛難民とも呼ばれる人が多いので、温めるという選択肢が基本になります。
なぜこの対処法を選ぶべきなのか?
急性腰痛と慢性腰痛では体内で起こる状況が違いますので、どのようなことが起こっているのかを説明しながら、もう少し踏み込んで対処法を紹介していきますね。
急性腰痛ではどのようなことが体内で起こっているのか?
急性腰痛の代名詞はぎっくり腰。
ふとした瞬間に激痛が走り、ピクリとも動けなくなる症状で腰痛を発症した2〜3日のケアが非常に大切になる症状です。
ぎっくり腰は腰の筋肉や腱、靭帯などの部分に炎症が起こっている状態ですので、その炎症症状を抑制するために、冷やすという行為が必要になります。
炎症が起こっている初期のタイミングで、
対処法を間違えてしまうと、症状が悪化したり、回復するまでに時間がかかったりしますので、炎症がひどい時は必ず冷やすようにしましょう。
急性腰痛の特徴的な症状や対処法は
急性腰痛の症状を簡単に説明すると、
- 腰痛発症直後(2〜3日)
- 動くと激痛がある
- 痛くて動くことができない
この症状に思い当たるならば、ぎっくり腰のような急性腰痛ですので、選ぶべき対処法は冷やすことです。
痛くて動けない腰痛は冷やすことで、
患部の炎症を抑制して痛みを抑制したり、腫れを抑えることが回復を早めてくれますので、くれぐれも温めないようにしましょう。
急性腰痛の患部を冷やす際のポイントは?
急性腰痛で患部を冷やす際には、
保冷剤を使って行うのではなく、家庭にある氷を使って冷やすのがポイント。
ビニール袋に適量の氷を入れて、
そこに塩をひとつまみ入れて、フェイスタオルなどで包み患部に当てます。
ずっと当てっぱなしにするのでなく、5〜10分冷やして様子を見るというのが効果的ですし、凍傷予防にもつながります。
保冷剤だと冷え過ぎることもあるので、
タオルに包んで、服の上から冷やすようにして、皮膚に直接触れない方法を選びましょう。
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慢性腰痛ではどのようなことが体内で起こっているのか?
急性腰痛に対して、
以前から腰痛に悩まされている場合には慢性腰痛とも呼ばれ、腰の痛みが2〜3ヶ月も続くこともあります。
慢性腰痛の人の場合には、
ひどい炎症が起こっているというよりも、代謝を促進することで疲労回復を促進してあげる必要があります。
立ち仕事やデスクワークなど、
同じような姿勢で仕事をしている人に多いのが慢性腰痛の症状ですので、常日頃から腰が痛いのなら、温める方法でケアしましょう。
慢性腰痛の特徴的な症状や対処法は
慢性腰痛の症状を簡単に説明すると、
- 1週間以上腰痛が続いている
- 日常生活はなんとか送れる
- 少しなら動くことができる
- 鈍痛や重い感じの痛みがある
この症状に思い当たるならば、慢性腰痛ですので、選ぶべき対処法は温めることです。
ぎっくり腰のような場合でも、
3日目以降は冷やすよりも温めることが回復を促進することが多いので、どんな症状なのかということを踏まえて、対処法を選びましょう。
強い痛みではなく、
鈍痛や腰が重たいなどの違和感がある状態になったら、炎症部分が落ち着いたと理解すれば良いでしょう。
患部を温めることで、筋肉が弛緩されて血流が促進されますので、発痛物質の除去を促進することができ、症状の回復を早めてくれます。
慢性腰痛の患部を温める際のポイントは?
慢性腰痛で患部を温める際には、
カイロを使ったり、お風呂に入ったりすることが効果的です。
湯治のような温浴療法は古来より腰痛の改善に効果的だと言われていますので、お風呂の入り方も少し工夫すると良いでしょう。
40度前後の湯船に15分ほど浸かるのでも良いですし、より効果的な入浴方法は温冷を繰り返すこと。
5分ほど湯船に浸かり患部を温め、
シャワーで水を腰に当てて筋肉を収縮させ、また湯船に使って患部を温める。
これを2〜3回繰り返すことで、
患部の血行が促進され発痛物質の排出を促進します。
入浴中の湯船の中で腰付近のマッサージを行うことも、筋肉のコリを解消して血行促進に役立ちますのでおすすめです。
冷やす?温める?腰痛の対処法の記事まとめ
腰痛の対処法は冷やすのか温めるのか?
本当に多くの人がどちらが合っているのかと悩んでいますが、原因から考えると良いことがわかったと思います。
腰痛には急性腰痛と慢性腰痛がある。
それぞれの対処法を知っておくことで、間違った方法で症状を悪化させることがなくなりますので、しっかり理解しましょう。
- ほとんどの腰痛は温めるのが正しい対処法
- 急性腰痛ではどのようなことが体内で起こっているのか
- 急性腰痛の特徴的な症状や対処法は
- 慢性腰痛ではどのようなことが体内で起こっているのか
- 慢性腰痛の特徴的な症状や対処法は
原因不明の腰痛や、
普段から腰が痛いという人は、筋肉のコリや血流の悪化が原因で腰痛の症状を感じていますので、ほとんどが温めることが正しい対処法になります。
もしあなたが腰痛難民ならば、
温めることで患部の血流を改善して、慢性的な症状を抜け出せるように日頃から身体のケアを行うことが必要ですよ。