バランスボールが腰痛改善に効果的?悪化する使い方があるって本当?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
バランスボールを使うと腰痛を改善したり、腰痛の予防に役立つと噂になっていますが、本当に効果的なのでしょうか。
椅子代わりにバランスボールを使うと効果的という話もありますが、使い方を間違えると腰痛悪化の原因になることもあるのがバランスボールの実際の効果。
腰痛の症状や状態に合わせて正しい使い方をすることでストレッチ効果も高まり、腰痛の原因や症状の緩和にも作用しますので、どう使うべきなのかを徹底検証します。
自宅でできる腰痛改善方法を探しているなら、バランスボールをうまく活用することはメリットがありますよ。
Contents
バランスボールで改善できる腰痛と悪化する腰痛がある
バランスボールは腰痛改善効果が高いと話題ですが、バランスボールを使うと全ての腰痛が改善するわけではありません。
ここを結構誤解している人も多く、
バランスボールで改善できる腰痛と、バランスボールで悪化する腰痛の両方があるということをまずは理解しておくと良いでしょう。
どんな腰痛が悪化するかといえば、
急性腰痛はバランスボールで悪化しますし、骨に以上のある腰痛や診断名のある腰痛はバランスボールは不向きです。
バランスボールで改善できる腰痛は、
主に慢性腰痛の症状の場合ですので、慢性腰痛以外の症状を発症している際には、患部を治すことを優先して、バランスボールを使うのは症状が落ち着いてからにしましょう。
バランスボールを使うことで腰痛が改善するのは、
- 背骨や骨盤の柔軟性を向上させる効果がある
- 腰椎や骨盤を支える筋力アップに繋がる
体幹を鍛えることできるバランスボールだから、
座っているだけで腰付近の筋力の低下を抑制し、筋肉のバランスや筋力アップに非常に効果的だと考えることができます。
バランスボールが背骨や骨盤の柔軟性を向上させ腰痛の改善に役立つ
背骨や骨盤は姿勢の変化に合わせて動きますが、同じ姿勢を続けていることで、負担がかかり、動きやすい方向と動きにくい方向がでてきます。
同じ姿勢が続くことで、動きやすい方向が得意な方向になり、その反対方向への動きが鈍くなり、それをきっかけに背骨や骨盤のバランスが乱れ、凝り固まるきっかけに。
背骨も骨盤も固まってしまうことで姿勢が悪化して腰痛の原因になりますので、柔軟性をキープすることが大切。
バランスボールを活用すると、同じ姿勢を繰り返すことで起こる体の癖を改善・解消することができます。
バランスボールに座って前後・左右に動かすことでも良いですし、円を書いて回旋させることでも、背骨と骨盤の緊張状態を改善することができます。
緊張状態が改善できれば、
背骨も骨盤も柔軟性を失うことはありませんので、姿勢の悪化による腰痛を改善することができるでしょう。
バランスボールが体幹を鍛え腰椎や骨盤を支える筋力アップに役立つ
慢性腰痛は筋力低下や筋肉の緊張による血流悪化の影響を受けて起こることもありますので、その状態を改善することも効果的な解消法。
バランスボールを使うことは、腹筋や背筋の筋力アップや体幹トレーニングにも非常に効果的ですので、腰椎や骨盤を支える力がアップすることつながります。
腰椎や骨盤をしっかり支えることができれば、姿勢の悪化による腰痛を予防できますし、筋肉を動かすことは、筋肉の緊張をほぐす方法のひとつ。
腹筋と背筋のバランスが悪くなれば、猫背や反り腰などの悪い姿勢が癖になってしまいますので、それは避けたいところですよね。
肉体の中でも老化が早い腰付近の筋力アップは、将来的な腰痛の予防にも繋がりますので、症状のない人でもバランスボールを活用するメリットはあります。
最も簡単な方法はバランスボールの上に座り、片足を浮かせたり、足踏みする方法。
無理せずにできることを行うのが、バランスボールを使った基本的なトレーニング方法ですので、そこを意識してください。
バランスボールを椅子代わりに使うと腰痛が治る?
私のような会社員だと、
職場でバランスボールを椅子代わりにして使うのは見た目のデメリットがありますが、自宅で勤務している人や、理解のある会社に努めている人ならありかもしれません。
ちょうど先日も海外に住む友人から、
腰痛がひどいんだけど、バランスボールを椅子代わりに使ったら治ると思う?と聞かれましたので、やはりそういうイメージがある人が多いのだと思います。
私の知人の社長さんは、会社の椅子をバランスボールにして事務作業をするようになってから、腰痛が多少楽になったと言っていますし、一定の効果があるのはわかります。
でも無理すると転んでしまったり、
姿勢を維持するために仕事に集中できなくなったりということもあるので、使うタイミングや使い方には工夫をする必要があります。
バランスボールを椅子代わりに使うことは、正しい使い方をすれば症状の改善に効果があることは明らかでしょう。
しかしデメリットも考えられます。
バランスボールを椅子代わりに使うデメリットは?
腰痛の改善に役立つバランスボールも、
素材がゴムだということで、これからの時期には少しデメリットがあります。
まずはお尻が蒸れやすいということ。
特に普段から仕事中にお尻が蒸れやすい人には、通気性の問題がありますので、夏はあまりおすすめできません。
さらにアンチバーストタイプのバランスボールを選ばないと、穴が空いた時に一気に萎んで、腰をぶつけたりするリスクもありますので、アンチバーストタイプを選ぶことは必須。
アンチバーストとは一気に空気が抜けるのではなく、徐々に空気が抜けて萎んでいくタイプの安全性を最優先に考えたモデル。
バランスボールは意外とサイズが大きいので、収納できる場所があるか、他の人が通る際に迷惑にならないのかを考えることも大切です。
最初の数日のゴム臭さはすぐに無くなりますので、自宅で少し使ってから会社等に持っていくと良いでしょう。
バランスボールの腰痛改善効果の記事まとめ
バランスボールを使うことで腰痛改善にメリットはありますが、間違った使い方や使ってはいけない腰痛の症状がある時に使うのは間違いです。
痛みがある、骨に異常があるならバランスボールは絶対に止めましょう。
- バランスボールで改善できる腰痛と悪化する腰痛がある
- バランスボールが背骨や骨盤の柔軟性を向上させ腰痛の改善に役立つ
- バランスボールが体幹を鍛え腰椎や骨盤を支える筋力アップに役立つ
- バランスボールを椅子代わりに使うと腰痛が治る
- バランスボールを椅子代わりに使うデメリット
バランスボールは慢性腰痛向けの改善方法や対策方法ですので、それを理解した上で間違った使い方をしないことが一番大切です。
筋力アップと柔軟性の維持は大切。
それを簡単かつスキマ時間でできるのがバランスボールですので、そういった理解の元で使うようにしてくださいね。