いびき対策に高反発マットレス、横向き寝が自然な改善方法なの?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
旦那さんやパートナーのいびきがうるさくて夜寝れないし、起こされるという悩みを抱えている人も多いですよね。
単なるいびきなのか、
それとも睡眠時無呼吸症候群のような症状なのかも気になりますが、いびきがうるさいと快眠できずに、それがストレスになってしまうこともありますよね。
いびき対策に効果的な寝具は、
高反発マットレスだと言われていますが、どのような特徴があることでいびきの改善に役立つのでしょうか。
寝具や寝方による、いびきに対する影響を紹介しますので、毎晩いびきに悩まされている人は、ぜひこの記事を読んでくださいね。
Contents
いびきの予防に役立つのは横向き寝の姿勢で寝ること。
夜中にいびきがうるさい時の寝姿勢って気にしていますか?
うるさくて寝姿勢なんて気にしていないし、とりあえず鼻をつまんで黙らせるという人もいるかも知れませんが、いびきの多くは仰向け寝の状態で起こります。
仰向けで寝ることで、
舌が気道に落ち込みやすくなり、それがきっかけでいびきが発生。
だから舌が気道に落ち込まない姿勢で寝ることで、いびきの発生を抑制することができるんです。
いびき対策に役立つ寝姿勢は、ズバリ横向き寝。
横向き寝で寝ることで、就寝中の気道がしっかり確保されますので、かなりいびきの発生を抑制することができます。
いびき対策に役立つ寝具は、
横向き寝をしても身体への負担が少なく、へたりにくいものということを考えると良いでしょう。
いびき対策にコイルマットレスは役立つのか?
コイルマットレスにも、ボンネルコイルやポケットコイルなど様々な商品がありますよね。
私もコイルマットレスを使ったベッドマットレスで寝ていた時期もありますが、ボンネルコイルでも、今考えると、ポケットコイルでも横向き寝は厳しい状態でした。
コイルマットレスは全般的に反発力が高く、
身体をしっかり押し返してくれますが、その反発力のイメージがトランポリンのようなもの。
体重をかけても潰れにくい特徴がありますが、
それ以上に跳ね返してきますので、横向き寝で長時間過ごすと肩付近の筋肉や筋が痛くなることもあります。
へたりにくく長期間使えますし、コイルマットレスは一般的なベッドマットレスの多くに採用されていますが、横向き寝のしにくさから、私はいびき対策に向かないと思います。
いびき対策に低反発マットレスは役立つのか?
コイルマットレスよりも優しく沈み込むことで、身体の負担を軽減しますし、横向き寝の姿勢を長時間維持してくれるイメージがある低反発マットレス。
確かに横向き寝でも、低反発マットレスならではの優しい反発力がいびき対策にも良さそうですよね。
低反発マットレスで横向き寝を続けると、
一番問題になってしまうのが、低反発マットレスの耐久性が低いという部分。
横向き寝が続くと肩付近の部分からどんどんヘタってきてしまい、身体に馴染む形で睡眠時の寝姿勢が悪化します。
寝姿勢の悪化は、腰痛や肩こりのきっかけになりますので、それだけでも問題ですが、寝返りのしにくさがさらに悪影響を与えるきっかけに。
寝返りがしにくいと、
同じ部分に負担がかかり、肩や腰付近の筋肉の緊張のきっかけになり、就寝時に血流が悪化して、酸素や栄養が届かず、疲労物質を排除できない状態になります。
そうすることで肩こりや腰痛がさらに悪化する原因になりますので、いびきは多少収まったものの、身体がつらい状態になり仕事や日常生活に悪影響が出ることも。
特に高齢者の場合は低反発マットレスを使うことで、中途覚醒のリスクが高まりますので、そういった部分でも私はおすすめできません。
いびき対策に高反発マットレスは役立つのか?
コイルマットレスよりも低反発マットレスよりも、私がいびき対策におすすめしたいのが高反発マットレス。
コイルマットレスのデメリットと低反発マットレスのデメリットを補うことができますので、高反発マットレスは非常におすすめです。
横向き寝の姿勢で寝ていても、
優れた体圧分散性で身体への負担を軽減し、寝返りも体重移動だけでできるので、しっかり快眠できます。
反発力が高いことで横向き寝でも肩や腰付近のヘタリが起こりにくく、耐久性にも優れた商品が多いので、非常に良い寝具だと言えるでしょう。
今回紹介した3種類の寝具の中では、
最も横向き寝に適している寝具なので、いびき対策のひとつとして取り入れてみるのもおすすめです。
高反発マットレスを選ぶ際には、
絶対に注意しなければならないことがあり、それが反発力の強さ。
あまりにも反発力の強い高反発マットレスは、横向き寝でも身体の沈み込みが起こらずに、身体への負荷が高い特徴があります。
これで熟睡もできませんし、寝ることで逆に身体が痛くなったりしますので、どういう商品選びを行うかは非常に大切なこと。
寝具選びさえ間違えなければ、
高反発マットレスはいびき対策にも役立ちますし、睡眠の質を高めてくれるきっかけにもなりますので、非常におすすめでしょう。
ちなみに高反発マットレスなら、
いびきがうるさい旦那さんやパートナーを仰向け寝から横向き寝に変えるのも簡単です。
鼻をつまんでしまうよりも、
安全ないびき対策ですので、いびきがうるさければ身体を押して横向き寝に変えてしまえば良いでしょう。
睡眠時無呼吸症候群なら病院での治療を受けましょう
旦那さんやパートナーのいびきの原因が、睡眠時無呼吸症候群ならマットレスだけで改善しようと思わないことも大切。
睡眠時の呼吸が妨げられることで、
- 日中に強い眠気がある
- だるさや倦怠感が抜けない
- 集中力が続かず生産性が落ちる
- 起床時に頭痛がある
- 慢性的な疲労感が抜けない
などなど様々な症状が起きている時間に出ますし、ニュースでも話題になるのが車やバス、電車の運転中に居眠りをして人身事故を起こしてしまうこともありますよね。
いびきは睡眠時無呼吸症候群の症状のひとつでしかありませんが、いびきのうるささをきっかけに、呼吸が止まっている状態に気づくこともあります。
睡眠時無呼吸症候群はSASとも呼ばれ、専門外来などを設けている病院も増えていますし、内科、呼吸器科、循環器科、耳鼻咽喉科、精神科などでも診察してもらえるでしょう。
睡眠時無呼吸症候群に関しては、厚生労働省もいびきに関する注意喚起を行っていますので、単なるいびきだと思わないようにしましょう。
睡眠負債という言葉が話題にもなるほどなので、慢性的な睡眠不足や、睡眠に関する通院も以前ほど抵抗がなくなってきています。
寝具でできること、できないことをしっかり切り分けて、いびきのうるささだけではなく、健康面についてもしっかり考えるようにしてくださいね。
いびき対策に高反発マットレスの記事まとめ
いびきをかいている姿勢は仰向け寝がほとんどですので、横向き寝にすることが自然といびきを止める方法のひとつ。
ただ横向き寝で寝ることは、
就寝中の身体への悪影響も考えられますし、寝具のダメージにも繋がりますので、より合っているものを選ぶ必要があるでしょう。
- いびきの予防に役立つのは横向き寝の姿勢で寝ること
- いびき対策にコイルマットレスは役立つのか?
- いびき対策に低反発マットレスは役立つのか?
- いびき対策に高反発マットレスは役立つのか?
- 睡眠時無呼吸症候群なら病院での治療を受けよう
コイルマットレス・低反発マットレス・高反発マットレスでは、最も高反発マットレスが横向き寝に適していますので、いびき対策に役立ててみるのも良いと思います。
いびきがうるさいからと、
鼻をつまんでしまうのではなく、睡眠時無呼吸症候群などの原因も考えて総合的な判断をしてあげてくださいね。
それが日々の快眠につながり、仕事や生活の質への悪影響を最小限にする方法のひとつかもしれませんね。