高反発マットレスで疲れが取れない場合に考えられることは?
こんにちは、腰痛やまちゃんです。
体圧分散性や理想の寝姿勢を再現できることで話題の高反発マットレスを使っているのに、なぜか疲れが取れないなんて事はありませんか。
もしあなたが高反発マットレスで寝ていても、快眠できなかったり、朝起きた時に疲労感が残っている場合には考えられる理由があります。
一体どのような場合に、高反発マットレスで寝ても疲れが取れないのか、寝起きの疲労感をい感じる原因について徹底解説します。
Contents
疲れが取れない高反発マットレスには理由がある
高反発マットレスで寝ても疲れが取れないなら、あなたの身体に合っていない商品を選んでしまっているということ。
そういった状態の高反発マットレスを使い続けても、将来的に熟睡できるようになったり、寝起きの疲労感が解消される事はありません。
その高反発マットレスを使い始めて、
すでに2〜3ヶ月経過しているのならば、それはあなたには合わない商品なので、諦めて新しい寝具を購入しましょうということ。
寝ても疲れが取れない状態には、
高反発マットレスのような寝具の影響の部分と、不眠症やうつなどの疾患が関与している場合もありますが、疾患がないのなら間違いなく寝具が合っていないということでしょう。
もったいないかもしれませんが、そのまま高反発マットレスを使い続けても健康上のメリットは全くなく、デメリットしかないということを理解すべきかもしれません。
なぜそういった状態になるのか、
高反発マットレスが原因で起こる理由をまとめて解説します。
反発力が強すぎで、理想の寝姿勢を再現できていない
高反発マットレスが疲労回復をサポートしてくれるのは、優れた体圧分散性と理想の寝姿勢を再現してくれるから。
体型や体重に個人差があることで、
同じ高反発マットレスを使っても快眠できる人と、そうではない人がいます。
体重が軽い人や、筋肉量の少ない人、細身でスラッとしすぎているような人の場合には、標準的な高反発マットレスでも反発力が強すぎる場合もあります。
体に合わない高反発マットレスを使い続けても、疲労回復効果を実感できることはなく、睡眠時の寝姿勢の悪化が熟睡を妨げ、睡眠の質を低下させる原因に。
こだわりになく高反発マットレスを選んでしまった場合や、アスリートモデルのような反発力が強すぎる商品を選んでしまうと、そういった状況になりやすいんです。
高反発マットレスは身体に合わせた反発力を選ぶことが基本ですので、間違った商品選びを行ってしまうと、逆効果になるので注意しましょう。
質の悪い高反発マットレスを購入してしまった
ここ数年の寝具業界のメガヒット商品が、高反発マットレス。
だから多くのメーカーが高反発マットレスを製造・販売していることで、本当に様々な商品が乱立している状況です。
楽天市場やアマゾンなどを見ると、
5000円や10000円以下の高反発マットレスも多数販売されいますし、週末にホームセンターや家具店に行くと、格安な商品も売られていますよね。
そのすべての商品が質が悪い(粗悪品)だとは言いませんが、やはり低価格な商品にはそれなりの理由があります。
欧州製の有名ブランドの高反発マットレスは、5万円以上の価格帯であることがほとんどですので、それと同じ品質のモデルが10000円以下で買えるわけはありません。
しかし高反発マットレスは見ただけでは何が違うのかがわかりにくく、レビューに良いことが書かれているから大丈夫だろうを判断してしまいがち。
レビューを書くことで特典やおまけなどがもらえますので、辛辣な意見や辛口なコメントが少なくなる傾向もあります。
一般的な価格よりも安い値段の高反発マットレスを買う際には、なぜこの価格なのかということも考えておくと良いでしょう。
そうすることで、質の悪い高反発マットレスを選ばずに済みますので、購入時には注意してください。
耐久性の低いモデルは劣化が早く疲労感を感じやすい
標準的な価格の高反発マットレスを購入しても、品質の劣化が起こるようなモデルを購入してしまうと、徐々に疲れが取れないこともあります。
耐久性の低いモデルは、
腰や肩部分から徐々に劣化が始まってしまい、柔らかくなったり凹んだりするなどヘタってしまいます。
性能の優れた商品だったとしても、
ヘタリ始めると高反発マットレスが持つ本来の効果を実感できずに、体圧分散性が低下し、理想の寝姿勢を再現できない状態になるということ。
そういった商品を使い続けると、
睡眠中の疲労回復に悪影響を与えたり、腰痛や肩こりの原因にもなってしまいますので、注意が必要です。
保証制度のあるモデルでも、3年程度しか保証期間がないモデルは、劣化が早いということを理解しておいた方が良いでしょう。
本来の機能を実感できなければ、
どれだけ高級な高反発マットレスを選んでも、疲れが取れない原因になりますので、その点も気をつけてくださいね。
睡眠環境に問題がある場合も疲れが取れにくい!
寝ても疲れが取れにくい人でも、高反発マットレスによるものを中心に説明してきましたが、疲れが取れにくい原因は高反発マットレス以外にもあります。
どんなに良い高反発マットレスを買っても、
睡眠環境が悪ければ、寝起きの疲労感が抜けなかったり、すっきり感を感じられない原因にもなります。
寝起きの疲労感を解消したいのなら、これから紹介する部分も意識して睡眠環境を整える必要があるかもしれませんよ。
そもそもの睡眠時間が足りず、慢性的な睡眠不足
最近の日本人に多いのが、仕事が忙しくて慢性的な睡眠不足の状態が続いていること。
睡眠不足が続いていれば、
どれだけ良い寝具を選んでも寝起きの疲労感を感じてしまうでしょう。
しかし忙しい社会人はそう簡単に睡眠時間を増やすことができずに、短い睡眠時間でも眠い目をこすって仕事に出かけなければなりませんよね。
ただ睡眠不足をきっかけに睡眠障害になってしまったり、うつ病などの精神系の疾患になってしまう場合もあるので、本当に注意が必要です。
睡眠時間を増やすこと、
寝付けない人は無理してでも横になっていることで、脳と体を休めることができますので、少しでも疲労回復を目指しましょう。
睡眠時間を増やすことができないなら、
入眠を早めたり、睡眠の質を向上させることで、疲労回復が促進されるように生活リズムを変えるべきかもしれません。
明るい部屋やうるさい環境で寝て睡眠の質が低下している。
就寝時に最も好ましいのは、
真っ暗で静かな部屋で眠ることですが、国道沿いや線路沿いに住んでいたり、同居人がいて明るい部屋で寝ているようだと睡眠の質が低下します。
睡眠の質の低下は疲労回復に直接影響しますので、長時間寝ていても翌朝に疲れが取れにくい傾向が強まるでしょう。
アイマスクをしたり、
耳栓をして寝ることで少し改善するかもしれませんが、朝寝坊しないように注意してください。
寝室や就寝スペースがどういった環境か、
寝ていても明かりや音がうるさいと脳が起きてしまいますので、じっくり体を休めることができませんよ。
高齢者で夜中に何度もトイレに目覚めてしまう人や、中途覚醒が気になる人も同様に睡眠環境が低下し、疲労回復が行われにくい状況です。
トイレの回数は寝る前の水分摂取量を減らしたり、トイレに行ってから寝る習慣を身につけることでも変わるかもしれません。
寝る前にお酒を飲みすぎてしまう人は、
飲酒量や飲酒習慣を改善することでトイレの回数が減り、睡眠の質を改善できる場合もあるでしょう。
寝る直前まで飲んでいたり、満腹で就寝している
仕事から帰ってきて、
何か食べてからすぐに寝てしまう人に多いのが、体をゆっくり休める状態になっていないことで、翌日に疲れが取れにくくなっている人。
基本的に胃や腸に食べ物が残っていれば、
寝ていてもその消化や吸収をしなければならないので、脳も体もじっくり休めることができません。
就寝3時間前までに夕食を終えておくのが理想的ですが、それは仕事的に難しいという人も多いでしょう。
夜ご飯が遅いのなら、おかゆや鍋などの消化や吸収に良いものを選ぶべきですし、寝る直前までダラダラと晩酌や寝酒を飲み続けるのも良くありません。
空腹時にはグレリンというホルモンが分泌され、それが成長ホルモンの分泌を促進し、疲労回復をサポートしてくれますので、成長ホルモンの効果を活用できなくなります。
成長ホルモンがしっかり分泌されなければ疲労回復だけではなく、太りやすいなったり、細胞の入れ替えがスムーズに行われなくなったりするデメリットもあるでしょう。
自ら翌朝に疲れを残す状態を作ってしまっているので、就寝前の飲食習慣を見直すことも翌朝に疲れを残さないために必要なことですよ。
疲れが取れない高反発マットレスの記事まとめ
この記事では、高反発マットレスを使ってもなぜ疲れが取れない状態になってしまうのか、ということについて考えられる原因を解説しました。
高反発マットレスにも様々な商品がありますので、あなたの体型や体重に合った質の高い商品を選ぶようにしましょう。
- 疲れが取れない高反発マットレスには理由がある
- 反発力が強すぎで、理想の寝姿勢を再現できていない
- 質の悪い高反発マットレスを購入してしまった
- 耐久性の低いモデルは劣化が早く疲労感を感じやすい
疲れが取れない高反発マットレスは、
いくら使い続けてもその状態が改善されることはほぼありませんので、諦めて新しい商品を購入するべきでしょう。
そういったことが起こりにくい、返金・返品保証がしっかりしている高反発マットレスもありますので、不安な人はそういった商品を選ぶとよいかもしれませんね。